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『由似へ…』に続くエピソード0といった位置付けの作品ですね。わたしはかろうじて『由似へ』からタイムリーだったのですが、由布子のストーリーは読めず心残りだったので、めちゃコミで取り上げて頂けて嬉しいです。
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275位 ?
『由似へ…』に続くエピソード0といった位置付けの作品ですね。わたしはかろうじて『由似へ』からタイムリーだったのですが、由布子のストーリーは読めず心残りだったので、めちゃコミで取り上げて頂けて嬉しいです。
懐かしい!子どもの頃、少し大人なマーガレットの中でこの作品が読みたくて背伸びしていた事を思い出します。すべての登場人物が優しくて、人を思いやる温かさをかみしめられる作品です。
清水玲子さんの作品は圧倒的な画力とミステリータッチの緻密なストーリーが持ち味ですが、この作品のように、一見トンデモながらクスリと笑えてほのぼのして、ちょっと切ないお話もとっても良いのです。
清水玲子さんの比較的初期の作品集ですね。絵も美しいですが、ストーリーも隙がないといいましょうか、良い意味で突っ込みどころがない作家さんです。ショートストーリーなのに、起承転結がはっきりしている。過不足なく短編を組み立てられるのは凄い事だと思います。
ジャックの単独主役作品キター‼️アンドロイドなのに食欲をインプットされていて、食料や命を無駄に消費しているというジレンマに苛まれるジャックがまた魅力爆発なのです。しかも究極の状況下で起こる悲劇にジャックは打ちのめされる。ジャック&エレナのシリーズで一番好きな作品です。
この作家さん、デビューから他の追随を許さないような圧倒的な画力で、発見した時は宝物を見つけた時のようにドキドキしたのを思い出します。
ストーリーもアイロニーや哀愁、独特の世界観で、どの作品も外れがない。因に私はジャック派ですね。弱い面やちょっとみみっちいところなど、人間臭さがたまらない。
ジャックとエレナシリーズの集大成的な作品。二人はほぼ永遠の命を持っているけれど、心も持っているから、辛い辛い記憶も永遠に持ち続けなきゃいけない。だからこそ、二人が出会い、一緒に生きられる事が救いになっている。ラストで女王が霊廟に娘を引きずっていく様は泣けた。
この作家さんは絵が抜群に繊細で美しいのが特徴ですが、ストーリーの独創性と緻密さも特筆すべき魅力だと思います。こんなストーリーどうして思いつけるのだろう?それこそ脳内を覗いてみたいと思ってしまいます。この作品のメインテーマ、脳内の映像を視覚化する技術、現実でもそのうち可能になるのでは?愛する人が何を見ていたのか、何を考えていたのか知りたい思いはありますが、知りたくない事も漏れなくついてきちゃいますよね。ある意味ホラーです。
香蘭が大人びて、さらに誰の目からも可愛くなっている設定は良いです。が、ようやく迎えた妃がどこの誰やらわからないとか、妃が位を隠して宮仕えしてるとか、なかなか突っ込みどころ満点です。それに、後日譚描くならもっと描いて欲しかったです。中身が薄い感じがしてしまいました。
絵がきれいで端正。隆之さん、まさに狼のアルファで、狼のアルファに例えている所も魅力的です。由梨は華麗なる一族(表向きだけ。親戚達は人間として下の下ばかり)の中で虐げられていますが、優しく人の心を解する性格ながら芯の強い凛とした心を持っています。隆之にただ守られるだけでないヒロインに好感が持てます。早く続きが読みたいな~‼️
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星くず