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傑作とは言わないが、こちらも池田理代子の良作。細部まで行き届いた描写と、キャラクターの繊細な表情、そして歴史的下調べの確かさ、その力量に圧倒されます。作者のほかの作品と比べていささかあっさりしているのは、イギリスという舞台のためか、女王エリザベスへの共感の難しさか。
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6206位 ?
傑作とは言わないが、こちらも池田理代子の良作。細部まで行き届いた描写と、キャラクターの繊細な表情、そして歴史的下調べの確かさ、その力量に圧倒されます。作者のほかの作品と比べていささかあっさりしているのは、イギリスという舞台のためか、女王エリザベスへの共感の難しさか。
まあまあ?かなり?ブラックな会社で働く若者たち
ブラック反対!というのは簡単だけど、登場人物がみんな楽しそうに働いていて、そうも言いきれない。徹夜で仕事してデートに備えて給湯室で頭洗うももちゃんの様子にブラック企業に潰されない逞しさを感じます。若いっていいな。
イケメン男子と地味系女子の話ですが、地味系女子の妄想Twitterが卑屈にならず振り切っててめちゃくちゃ面白い。周りのキャラクターも個性的で基本的にいい子ばかりで楽しく読めます。ありがちなイケメンくんに憧れる女の子の話ですが、視点の面白さが新鮮でした。
かわいくって楽しいお話です。20話無料だったので暇潰しにラッキーで読み始めたら、そこで辞められなくなってしまいました。とりあえず、29話で少し話が逸れたたのでストップ。完結してるので、時間のある時にじっくり最後までいこうと思います。
事件に関係あったりなかったり、整くんが関係者の無意識や隠していることをさらっとズバッと言い当てるのが爽快です。事件は5、6話で収まるのがちょうどいいかな。整くんのトーンは変わらないので、10話を超えると間延びして面白さが半減するのが残念です。
おばあちゃんを亡くし、会ったことのない母と異父兄弟と暮らすために北海道に行った18歳の女の子の話。主人公のゆりちゃんがすごく自然体で嫌味がない。菫さんへの恋心、葵くんとの兄弟喧嘩、芙蓉さんとの語らい、北海道の自然の中で静かに進んでいく物語。
嘘が嘘と分かってしまう少女とその子を助手にする貧乏探偵さんのお話。キャラ設定も個々のストーリーもすごくしっかりしていて読後満足感があります。堅いタイトルと暗めの表紙絵で最初は興味が湧かなかったのですが、読み始めるともっと読みたくなりました。
懐かしい、ちょうどバブル期に描かれた話だったかと。電話の使い方とか昭和感があります。この頃は、これくらいの画力のある漫画家さんが多くいらっしゃいました。きれいです。丁寧に描き込まれた作品は今読み返しても面白いです。
キレイなお姉さんの話とても良かったです。お互いのピュアなところに気づいて惹かれ合う恋物語です。この後を描こうとすると、現実的で哀しい展開かお伽話のような夢物語になると思うので、ここで終わるのが一番です。恋の素敵なワンシーンでした。
キャラクターがみんな魅力的です。まわりがよく見えて23歳にして婚活市場を悟っているあかりちゃん、自分の好きなことに真摯に取り組んでまわりの評価は斟酌しない田中さん、二人とも自分の良さより相手の良さに憧れているところも面白いです。
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女王エリザベス