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切ないお話でした。2ヶ月半の息子を亡くした悲しみにヒロインは耐えられなかったんですね。夫のヒーローは慰めていたけど、慰め方を間違えていてヒロインは逃げ出してしまったんですか。そして知らない街でいつの間にか記憶を封じ込めちゃったんですね。優しい家族に出会えて、身元を引き受けてくれて良かったです。2年経っても記憶が戻らないヒロインでしたが、頭の中にあったことを小説に書いたらヒーローとの出会いの場面が書かれていてそれを読んだヒーローが会いに来ます。記憶喪失のことを聞かされても2年も探していたヒーローから詰る言葉がところどころに。ヒロインの心の描写がいいですね。ヒロインを庇う双子ちゃんも。ヒロインの記憶が戻らなくて焦るヒーローの気持ちも。でもあの悲しみを思い出さない方がいいのではと思う気持ちもで複雑でしたね。そんな2人がとても丁寧に描かれていて読み応えのあるお話でした。さすが藤田先生です。
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失われた愛の記憶【新装版】