瞬くヒラメさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全14件
  1. 評価:5.000 5.0

    ヒロイン鈍すぎてツラい

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    年下男子からの溺愛ものは数あれど
    ヒロインの鈍さがなかなか厄介です。

    彼が16歳の頃にヒロインが大学3年で家庭教師(先生と教え子)として出会います。
    家系も見た目もハイスペックな彼はいわゆる御曹司ですが、将来のポストに向けての日々の努力はなかなか周囲には伝わりにくい環境だったことが伺えます。
    本当の自分など誰も見てくれていないと懐疑的なのもあるあるだけど
    ヒロインだけは、当時家庭教師として接する中でも彼が芯があって努力家な部分や意外と素直なところを見てくれている存在なのでした。
    しかしながらヒロインはなかなかのダメンズウォーカーです。
    ヒロインも素敵なのに何故かダメ男とばかり付き合って来てる感じ。相手に合わせ過ぎて黒ギャルになっちゃうくらい。
    周囲の友達や同僚には呆れられ心配されてきたであろうヒロインのダメンズ振りに
    それくらい誰かを好きになれるってスゴいと納得する彼の価値観も魅力なのです。

    彼にとって初めての告白(当時は撃沈)、当時からモテる彼の忘れられない恋の再燃が配信分まで読み切っても未だにもどかしいのですが。
    色々とありながらもようやくヒロインも彼への恋心を自覚して付き合い始めてからは本当に相思相愛で愛し愛される喜びに浸る甘々な日々がありながら。。。
    ヒロインの出張で更に同僚大沢(ヒロインに恋心あり)との距離が近づき、、、ここでもヒロインの鈍感さが際立つ(泣)
    同僚が自分に対して恋心など抱いているとは微塵も思わないヒロインの鈍さが彼を疲れさせています。
    同僚大沢はヒロインの今までのダメンズ振りを心配して彼に牽制している様子はヒロイン思いなのですがねぇ。

    恋愛に関しては兄的存在とか妹的存在が想い人の近くにちょこまかしてるって、、、ひとたびバランスが崩れた時に厄介な存在になり得るから気をつけて欲しい。
    鈍感ヒロインだから彼の気持ちに同調しながら読んでます(笑)

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    ヒロインに幸あれ

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    今までは元旦那に献身的に尽くしていても報われない日々を送りながらも愛していたんだよね。

    こんな奥さまなかなか居ないのに、、
    気付けなかった元旦那はヒロインを失ってから何もかも上手く行かなくなります。

    ヒロインは離婚して益々キレイになって仕事も順風満帆ですが
    頑張り屋さんのヒロインの良さを本当に理解してくれている年下クンとの未来は前途多難に思えます。

    年下クンは御曹司ですが自身の生まれや立場も鼻にかけずに見た目も心もイケメン。
    だけど、父親はバツイチ年上のヒロインとの仲を認めなさそう。
    ヒロインの良さが伝わることを願います。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    キュンキュンが過ぎます☆

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    キラキラ男子と地味子の設定も定番ですが
    絵も然ることながらストーリーも現実味があり際立っています。
    29歳の大人の女性であるはずの主人公が学生時代の苦い思い出をきっかけに、気付けば異性と関わることを避けて生きてきたこれまで。
    親友の結婚も決まり、自身も現実と向き合うと
    周囲に置いていかれた感が否めず打ちのめされ悲嘆に暮れます。

    ある時、仕事を通じて知り合ったイケメン年下君が、オンラインゲームを通じて過去に接点があった人物であり
    彼がゲームで助けてもらった恩を返すという名目で主人公に恋の手解きをしてくれることになります。
    何より魅力的なのがふたりのキャラクター。
    溜め息が出るほど美しくキラキラしてます。
    ヒロインは年上なんだけど本当にピュアで控え目だし性格がホントかわいくて泣。

    年下男子はイケメンなのに心までイケメン。
    精神的に大人な分、ヒロインとの年齢差も感じさせません。
    仕事も将来を見据えて語学力を高めるにあたり多国語を勉強していたり
    ハイセンスでプライベートも洗練されていて非の打ち所がありません。

    ふたりが本当に付き合うに至るまでの互いのやり取りにもキュンキュンさせられっぱなし。
    いつの間にか互いにこんなに好きになってたんだって嬉しくなりますが
    両片思いなもんだからなかなか通じ合えなくて涙。

    年下男性と付き合うにあたっての年の差の不安、、
    結婚に対する価値観の不安、、、
    彼の育んできた世界と自身の世界とのギャップ。
    属性が違うという表現が何とも痛々しいまでのヒロインの謙虚さが悲しい。
    素敵な彼が、他人は気付かなかったヒロインの魅力を認識し理解していて、だからこそ相思相愛になった現実を素直に受け止められたらどんなに楽か。。
    それなのに、、そうはなれない気持ちが痛いほどにわかる。
    相手にとって重たい女になりたくない一心で
    本音を隠してしまって彼と向き合うことが出来ません。
    彼を思うからこその行動が互いを苦しめているのが切ない。
    いつか訪れるであろう別れを受けとめる覚悟を持つ29歳の女性のリアルな感情が痛いほど刺さります。

    また、ふたりの体温が伝わってきそうなほど
    キスもハグも丁寧に描かれているので
    体のラインも性の描写もとても美しく
    何より彼女にとっての初めてを急がずゆっくりと
    気持ちを確かめ合いながらようやく一つになれた時にはキュンキュンがもう最高潮。

    • 0
  4. 評価:2.000 2.0

    表紙はいいのに

    中身が表紙負けしているというか
    イケメンでもなければ可愛くもなく、、、。
    学生時代イケてなかった同士がオトナになってキャラ変したとはいえ普通。。な感じ。
    同窓会での再会から展開も読める意外性の無さに
    もう少し見る側を揺さぶって欲しい。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    駆け足

    天才ピアニストの彼との結婚話が持ち上がり
    彼のファンである主人公は喜びも束の間
    実は彼の正体はマフィアで主人公とも仕組まれた政略結婚。
    なかなかぶっ飛んだ設定ですが、、、
    皇りん先生の描くキャラクターが魅力的だから
    ついつい読み進めてしまいます。
    何だか駆け足で終わってしまった感じ。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    室長に幸あれ。

    正直、室長推しです。
    パワハラ気質で面倒臭い社長より
    室長の方が思いやりもあって何でも言葉にしてくれて不安な気持ちにさせないし行動もスマートで大人。
    なのですが、、主人公的には社長なんですよねぇ。。
    理由があったにせよ社長ってしんどいわぁ。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    高須という男

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    確か、原田龍二さん主演で映画化されてました。
    高須にしては綺麗過ぎたのだけど
    全体的に良く仕上がっていて当時繰り返し観てハマりました。
    脇も味のある俳優さん揃いで今見ても楽しめると思います。

    将来を有望視されていたプロボクサーでありながら
    金が必要だったのか?八百長で永久追放され引退を余儀無くされた過去。
    相手のパンチを的確に見定める鋭さと
    ターゲットを見極めるユスリ屋という立ち位置は似て非なるものだが高須の嗅覚は間違いない。

    取ったら取られるし命の危険も職業柄仕方がなく読み手を飽きさせません。
    磨いた腕を遺憾無く発揮して凌ぎを削る場面は
    彼の生き様を垣間見た気持ちになり
    高須という男をもっと知りたくなります。
    高須が堕ちた原因を深掘りして欲しかった気もしていますが
    ミステリアスなところも彼の魅力なんでしょうね。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    抗えない人生。

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    懐かしく読みました。
    欧彦は担任の笹尾との情事で身も心も開発され
    段々と危ない世界にハマって行きます。
    娼年は抜け出すことは出来るのか。

    同級生の彼女との接点が唯一
    欧彦を現実の世界に繋ぎ止めておける存在なんだけど
    彼女も蜘蛛の巣にかかった様に次第に堕ちて行く。
    でも、純粋さ故に唯一の救いです。

    ヤクザの並木もバイセクシャルでいいですね。
    危ない男だけど笹尾のことは昔から手に追えない様です。
    欧彦の同級生である小暮が並木に抱かれ
    どうしようもなく狂って行く。
    みんな性で繋がっていてまともな人間が見当たらない。
    そもそもまともとは何なのか。
    普通って?
    みんな何かしら抱えていて狂ってます。

    私は加夜子が好きです。
    政治家の私生児として生まれ
    自身で人生の選択を許されず籠の鳥の様に儚げ。
    好きな人がいながら、諦めなきゃいけないことを知っていて自分の与えられた人生に逆らわない。
    ある時、ヤクザの息子との縁談が持ち上がります。
    自分は駒だと、パイプラインだと泣き叫びますが抗えないことを承知している。
    生まれとはこういうものだと読み手も思い知るのです。

    しかしながら、夫になる人物も同じく
    自身で人生の選択が許されず、ヤクザになるしかない抗えない人生を孤独を紛らわしながら生きて来たのでした。
    太陽の下を歩けない人生。色々なものを諦めなければならない虚無感。
    加夜子もまた日光アレルギーという性質上
    太陽の下を歩けない。
    似た者同士のふたりが抗えない人生を共に歩むことに気付きがある。
    高口先生はこういう展開、本当に上手いなぁと思えるのです。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    スーツ萌え

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    鬼上司の黒木さんがとにかく渋くて目の保養になります。
    作者様の描く男性キャラがドストライク。

    髪型も最近のメンズはツーブロックばかり。
    流行りだからそればっかりというのも見飽きてしまっていたので
    あーこれこれ、この髪型好きだったなぁと嬉しくなります。

    特定の女性を作らなかった黒木さんが
    ハマってしまうヒロインの可愛らしさ。
    計算がないところ、まわりに気を配れる癒し系。
    良い意味でマイペースに黒木さんを振り回すのもかわいい。

    • 5
  10. 評価:3.000 3.0

    夢物語

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    定番の幼なじみワン子系年下男子。
    ヒロインはバリキャリだけど
    職場での顔とは真逆に普段は家のことは何もしないだらしない人間性。

    料理は出来なくとも別に、、と思うが
    汚部屋を片付けもしないなんて
    別に女でなくとも引くかなぁ。
    ゴミくらいきちんと捨ててください。
    ゴミをゴミ箱に捨てる習慣もないのだから分別なんてまず無理だろうし。
    求め過ぎか。

    なのに、そんなありのままのヒロインを好きでいてくれる幼なじみ(しかも6歳も下)。
    大学ではそれなりにモテるであろう彼が
    一体、ヒロインのどこに惹かれているのか
    これはただ女性側から見た夢でしかないですね。
    適齢期を迎えるヒロインのお見合い話が進む中
    仕事第一主義のヒロインは気乗りせず
    年下幼なじみと付き合っていることにして
    お見合いを回避しようとしますが
    幼なじみとはいえ6歳下の大学生と付き合ってるって親なら余計心配じゃないかな。
    現実味が全く感じられなくて夢物語でした。

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