3.0
ファンタジーのような、そうでないような
反魂香といえば、ブラックバードでかえでさんが焚いたやつ!
いえいえ、そんなにグロテスクなお話しではなく、香木を焚くと煙の中から会いたい死者が見えるかもしれませんよ?というもの。
これを二人の若いイケメンが販売している。
そこへ、海外で香木の買付をしていた人の孫娘がやってくる。
そして突如始まった3人の奇妙な生活。
反魂香を買いに来る人の物語、売る人の物語、買い付け人とその家族の物語。ストーリーてんこ盛りです。
ヒロインとおじいさんが会えたときは感動で涙がっっ!
そして、3人が1つ屋根の下でくらしていて何も起きないわけがなく・・・ラブストーリー感は希薄ですが、やはりキャーー(≧▽≦)と楽しませてくれるところもありますよ。
作者さんの作品を買い漁っていますが、ブラックバード、青楼オペラほどインパクトはないですかね。でも作者さん好きなら1度は読んでいてほしいです。
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ラストノーツ