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フィクションなのに、実話のように丁寧な描写と時代背景で、読むのが楽しみです。
主人公の虎三郎と兄達、番頭や定員達、他の百貨店の主、傘屋の職人達…人々の生きざまがイキイキと描かれています。
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フィクションなのに、実話のように丁寧な描写と時代背景で、読むのが楽しみです。
主人公の虎三郎と兄達、番頭や定員達、他の百貨店の主、傘屋の職人達…人々の生きざまがイキイキと描かれています。
島さんのようなおじさん、職場にいてほしいなあと思います。きっと、過去には色々あったんだろうけど、人生の深さが優しさにつながり、周りの人たちの小さな幸せを作り出しています。
ベルサイユのばら本編では脇役だった人たち、一人ひとりが心に持って生きてきた思いが、丁寧に描かれています。
大女優の綾女さん一家のほのぼのとしたストーリーです。嫁姑の関係は、ステレオタイプされたイメージがありますが、実際にはどこの家も、どこの姑も、こんな感じなんだろうなと感じさせられます。
いろはちゃんも日下部くんもピュアな高校生と思いきや、2人ともが相当強烈で、マイペースです。そんな2人のドタバタ恋愛事情に、周りの友人達からの細かい突っ込みがツボります。
学生時代に音楽教室でバイトをしていました。
ピアノの先生って、優雅で優しい雰囲気で家庭的に見えますが、子どもの頃から「手をピアノ以外に使うなんてあり得ない」と育ってきて、料理もスポーツもできない人が多いです。
私のピアノの先生も、結婚して初めて炊飯器でご飯を炊いたそうで、湯気が出てくることに驚いて慌てて布巾で押さえ続けて、ご飯は焦げ焦げになったと言っていました。
すみれ先生、リアルです。
猫絵師の十兵衛と猫又のニタ、長屋の住人、街の人々、そして猫や猫又、妖までもが、自分たちの地道に丁寧に暮らしている様子が心温まります。
農業高校に通う女子高生で歴女の静子。祖父譲りの農業技術や知識、姉譲りのサバイバル力で、戦国時代にタイムスリップしても、村長として大活躍します。
農業やサバイバルについての説明が丁寧ながらもマニアックな過ぎず、ためになります。
読み始めた時は、主人公藤子のあまりにものイタさにイライラしました。読み進めているうちに家族とのこてやこれまでの経験が丁寧に描かれていて、リアルさが感じられハマりました。
この世のものではないアナザーに対応する区役所の部署という、ありえない設定なのですが、なぜか、現実にありそうな気がして面白く読めました。
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日に流れて橋に行く