5.0
すごい
この作者さんはどうしてこうもいろんなストーリーが考えつくのでしょうか。走馬灯株式会社も、家族対抗殺戮合戦も、鉄民も、マーダーインカーネイションも…ポイント追加が止まりません(笑)。
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2452位 ?
この作者さんはどうしてこうもいろんなストーリーが考えつくのでしょうか。走馬灯株式会社も、家族対抗殺戮合戦も、鉄民も、マーダーインカーネイションも…ポイント追加が止まりません(笑)。
ほんと難癖つける感じで申し訳ないのですが、どの人物も顔の下半分…人中、唇あたりが必要以上にプリッとプルルンとしてて、生理的に受け付けません。
話も幾層にも重なり重厚な本格サスペンスですが、自分はこの必要以上のプルルン具合がどうも苦手です…
オムニバス形式で始まるものの、後半は緩やかに話が繋がり進んでいきます。
ホラーあり、サスペンスありですがベースは常に人間ドラマ。この先生の他の作品にも通じるものがあるのでおすすめですよ。
高評価の意味がほんとにわからない作品です。この作者さんデビューからだいぶ経ってるはずですが、数パターンのアングルからしか絵を描けない、描きわけができない、必ず陳腐な恋愛要素を入れる、絵とコマ割りで表現できないからひたすら登場人物に脳内やセリフで喋らせて説明しまくる、デッサンもパースも常にどこかおかしい、腐女子ウケを狙ってBLにしやすそうなメインキャラ、メインキャラがチートすぎて全く魅力がない、【〇〇と思ったら実は▲▲だった!!】という見せ方しかできないのでエピソードが変わってもまるで同じ話の焼き直しのよう、
いつも思うんですが、この作者さんは原作に回って他のちゃんと画力ある人に描いてもらった方がいいですよ。
久しぶりに駄作という表現しか思いつかなかった作品です。
信頼してたいい夫な旦那の不倫発覚
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完全勝利(?)するべく母に泣きつき探偵費用150万円を出してもらい、母に探偵社のリストアップまでさせる(なんか、母目線でこの子は凄い行動力…みたいに感心してる描写があるが、読者目線だと結婚してるのに夫婦の問題を実母にまで背負わせて最低の親不孝者だな、しかもいつまでもスネカジリな娘…という印象)
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探偵に証拠を押さえてもらうより先に、酔っぱらってヤケクソになり旦那にお前の不倫を把握してるとバラす(探偵に頼む描写が完全に無駄)
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旦那と不倫相手それぞれに二度としない、今度やったら慰謝料払うと念書を書かせる(そもそもこの念書も金額が3000万円とか法外な金額で、民事では当然無効なもの。主人公なのか作者なのかわかりませんが頭の弱さと勢いのみで生きているということだけがわかるお粗末なもの)
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主人公、夫を許し再構築しよう…
という流れです。本編最後まで読む価値はありません。
この作者さん、【夫の扶養から抜け出したい】を拝読していても感じたのですが、
被害者な自分かわいそう!!
こんなにいい人間な私を傷つける夫を許さない!!
みんな、見て!ほら私頑張ってます!傷ついてもこんなに頑張ってます!!!
という自己憐憫と承認欲求の塊な話しか描けないんですかね。
他の方が書いてらっしゃるレビューを見て、自分の感じたことと同じような思いでいらっしゃる方が多く少し安心しました(笑)。
めちゃコミックに声を大にしてお伝えしたいのですが、こんな作品、ピックアップしないでください。
登場人物の誰一人として悪い人が出てこない。本当に優しい物語です。
うだつの上がらない漫画家、狩野進と隣室に越してきたちっちゃな男の子、コタロー。
同じアパートに住む他の住人もはじめはお互いがお互いを知らない、お隣さん同士なのに顔を見たこともない状態でしたが、コタローの存在が軸になり自然と交流が生まれ【みんながコタローの保護者】状態に。
甘えることを知らないまま生きて来ざるを得なかったため、ちっちゃくてもアパートのどの大人よりもある意味大人で、それでいて瞬間的に年相応の子どもであるコタローと大人達の交流に毎話笑いあり、涙ありでした。
皆んながみんな、どこかに負い目を感じていたり心に傷を負っていたりしながら【一人暮らし】をしているわけですが、いつしか気づけばひとうの大きな家族のような、お互い大切であったかい存在になっていく様はとてもとても優しくて、狩野はじめあのアパートに住む大人達にとってもコタローにとってもかけがえのない家族を持てたんだと胸が熱くなりました。
素晴らしい作品をありがとうございます。
押見修造先生はご自身が吃音を持ってらっしゃることも相まって、どの作品でも登場人物の目や表情で【語る】【表現】されるのが凄いです。
血の轍も、はじめは母親の静かな狂気に恐怖しながら読んでいたのですが、読み進めていくうちに母をここまで狂わせた背景のさりげない描写がまた秀逸と気づきました。
従兄弟に母親がしたこと、我が子にしてきたこと、これからしようとしていること、それらは全て人の道に背くことですが、それを責めて母親を断罪することよりも、この機能不全家族が再生できるのか、とても気になります。
突き落とされ重傷を負ってしまった従兄弟の男の子も回復できますように。
かたおかみさお先生の描くゲス女とゲス女が成敗される様がホントに痛快で癖になります。でも実際職場にこんなゲスな奴らがいたら嫌だなぁ…ストレスすぎて仕事にならないと思うので、こうして漫画で楽しむのが丁度いいです(笑)。
オムニバス形式のショートショートだけど実は全て繋がっていてひとつの話。
読み返して【そうだったのか!】とハッとさせられる系ですが、それを狙いすぎて無駄な肉付けをした結果話にまとまりがなくなってしまい、【そうだったのか!】系にあるスッキリ感がないのが残念です。
いきなり最終回のネタバレから書いてしまいますが、主人公夫婦は離婚しません。離婚してもいいですか?というタイトルではあるものの。
主人公は日常的に旦那から受けるモラハラと、周りに弱音を吐けない、弱い自分を見せたくない、悟られたくないという性格から自律神経失調症になります。
通い始めた心療内科の先生との診察の中でさえデモデモダッテが止まらず、先生から【まずは自立するために仕事をすること】を提案され、始めた介護のパート先でつまずきながらも職場に沢山いるシングルマザー、離婚経験者の話を聞いて経済的自立を目指し資格取得と正社員登用を果たします。
途中までは現状に不満を持ち続けながら結局現状に甘んじているだけの専業主婦にイライラしていましたが、物語終盤ではゆっくりですが一歩ずつ前進していく主人公が見られてよかったです。
旦那からいつもヘラヘラしていると見下されていた主人公の性格も、幼少期の両親の構図を間近で見ていて父に萎縮していた経験からだったというバックボーンも生々しく、また自分の気質を作った原因である父に【あんたのせいだ!!】と声を上げられたこと、
不倫ではなかったにせよ少なからずときめきを感じながら家で一切しなかった皿洗いをシングルマザーとなっていた同級生の家に上がり込み手伝っている旦那に【あんたなんかいらない!!離婚だよ!!】と言えたこと、
これは主人公が自分という殻を破れた瞬間だと思います。グッと来ました。
ラストまで読んで、結局愛はなくても離婚しないという決断に至ったこの夫婦を見て、正直【え、それでいいの?】というモヤモヤはとてもあります。
ですが現実にいる夫婦の中で、譲歩の先にある妥協や諦めに至りそれでも離婚しないという決断をした夫婦は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。離婚するのだって気力体力使いますし。子供がいたら尚更ですし。
夫婦の悩みなんて恥ずかしくて外に打ち明けられないからと、大なり小なり仮面夫婦を演じているケースはとても多く感じます。
そういった、なかなか光の当たらない部分に思いっきり焦点を当てたこの作品はゾッとしたりハッとしたりの連続でした。
辛辣なレビューも多数見かける作品ではあるものの、実際人は不完全だし、弱いし、性格悪い部分もありますよ。
そういう人間なので、私は好きな作品です。
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