4.0
コロナ禍がうんだ作品
現実的ではないって分かっていても、やっぱり歴史上の偉人のようなリーダーさえいたらこの状況ももっと何とかなるんじゃないかっていう、コロナ禍でみんながどうしようもない閉塞感に苛まれた中からうまれた作品ではある。まあそれをおいたとしても、強烈なリーダーシップって、ちょっと憧れるかも。
-
0
37559位 ?
現実的ではないって分かっていても、やっぱり歴史上の偉人のようなリーダーさえいたらこの状況ももっと何とかなるんじゃないかっていう、コロナ禍でみんながどうしようもない閉塞感に苛まれた中からうまれた作品ではある。まあそれをおいたとしても、強烈なリーダーシップって、ちょっと憧れるかも。
作者ご本人も作画中体調を崩されたりして、なかなかセンシティブでチャレンジングな内容だとは思いますが、であるからしてとても興味深い、とくに日本人にはなかなか馴染みの薄い理解が難しい部分をよく取り上げてくれたと思います。
大公殿下の造形が好みです。溺愛してそうなのにほんと不器用、でも肝心なところはしっかり活躍するという...読んでいくうちにいつの間にか殿下の声が梅原裕一郎さんで再生されてます。
日常生活で人が殺し合うところなんてほぼ見ることのない現代人が、異世界の殺し合いに慣れすぎなのでは、と思うけれども、女性とはかくも強いもので、かくも順応していけるものなのかもしれない。愛するものの二者択一、切ないけれども最終的にはこれでよかったと言える結末でホッとした。
とんでもない美少女がとんでもない数奇な運命を辿りつつ超絶なテクでいきなりデビュー、という感じではなく、日本で生まれ育った主人公たちが徐々に世界を広げていきながら欧州勢に挑んでいく道のりが、多分リアルなんだと思う。色々大変なんだなーと親目線でもしみじみしました。
親がどうかしていたせいで、こうなったというか。誰が悪いということではないんだろうけど、誰も悪くないってことではないと思う。ただ、最近はお家第一の世界ってだいぶ少なくなってきていて、こういうものが伝統を守っている側面を考えるとちょっと複雑な気持ちもする。人間賛歌ばかりになってくると、辛い修業も、後継ぎ修業も、家業を守ることもなくなって、伝統も絶えてしまうんでしょうね。完全に自由になると人間じつは何もできなくなるとはいうけれど、そういう継承にまつわる色々なことを引き受けてでもやりたいという志がある人ならば、一般的な常識を当てはめることなく、愛情なんて二の次であってもいいのかもしれない、とも思う。
とにかく女の子がかわいくて、妖精さんはじめふわっとしてとても美しいです。男性陣は、ちょっと微妙なキャラもいるかな。なかなか話が進まないけど、主人公が本来の能力を発揮して、幸せな人生を手に入れられるといいなと思わされます。
表紙をみればあきらかに自称サバサバ女が悪役なのですが、レビューをみても散見されるように、見方を変えればモデルの彼女も結構なキャラクターだったりするのが面白い。自サバ女を悪く描く方が受けるしわかりやすいし、確かに嫌な女なわけだけど、これだけわかりやすいと実は敵にもなんないというか。本当に厄介な人は、ぱっと見厄介には見えないわけで。
子育てに正解はないわけで、でもとりあえず時間がすぎていったときに、なんであんなにいっぱいいいっぱいだったかなあ、今ならもう少し冷静に対処できるのになあと思うことはある。今渦中にある人には、少し客観視できるための、もう渦中を脱した人には懐かしい思いと今渦中にいる人への思いやりを持つための、優しいマンガ。
結局、人が成長するためには、苦労したり多少は痛い目に遭わないといけないんだなあと思わされた。ただ単に技術として他者を斬り伏せることができることと、人として強いことはイコールではないのだなと。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
もしも徳川家康が総理大臣になったら―絶東のアルゴナウタイ―