1.0
うーん…
悪役令嬢ものは、隙間時間によんでいるだけなので、そこまで面白くなくても気にならないのですが、本作は。。。
とにかくヒロインの口調がわざとらしく、いかにもお姫様に憧れる子供が見よう見まねとイメージだけでしゃべっているような稚拙な印象。
知性も品位も感じられない…異世界転生ものならまだしも、生まれながらのお嬢様なのにこれは…;という感じ。
さらに追い討ちをかけるような「おにい様」表記。
実の兄じゃないのを匂わせたいのはわかるが、文面にするとあまりにも間抜け。したったらずな子供ならまだしも…
別に実の兄弟じゃなくても親しい異性を「兄」と呼ぶのは普通なんだから、表記は普通に「お兄様」にすればよかったのに…
初恋相手だと気づいてなかった王子に、初恋相手を見つけて婚約を取り付けた両親はなんで本人だとか、仮面を外せない事情を説明しなかったのかとかはまあ、この際別にいい。気になるけど。
そんなぐだぐだ設定で興味が失せている時、とどめを刺したのが突然の「番」制度。
ほんっとうに急に、なんの前触れもなく、「あの人が私の番なんだ」とか、「〇〇と〇〇が番で〜」「番じゃないと結ばれない〜」みたいな設定が明らかになる。
そして、ヒロインであるカティアも、故郷に番がいることが明らかになる。
…………はぁ???っていうのが最初の感想。
そして怒涛の疑問。
番??? オメガバースなのか???
番同士じゃないと結ばれないならなんで婚約してたの???
他の令嬢ものなら、王命で無理やり!で済むのだが、本作の場合、なんならカティアの方が婚約相手の王家より優位にいることが明らかにされているので本当になんで王子と婚約してたのかがわからない。
一瞬でも王子に惹かれていたのならわかるが、最初から最後までカティア側に恋愛感情がなかったのは明らか。
マジでなんで婚約したの???
とにかくキャラ付けがなってないし、作画も微妙。設定がボロボロでめちゃくちゃ…良い点を一つも見出せず読むのはやめました。
いかにも中高生がプロット無視して描きたいものを好きなだけ描き散らかした感じ。
隙間時間にももったいない。
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40
身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?