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賛否両論よくわかる
賛否両論あるのはわかるけれど、70歳で母になる選択は、とても尊く、勇気のいることだと思います。
障害児だったら、とか子供が大きくなるまで、生きていられるのか、とかは、大なり小なりどの夫婦にもあることであり、子供は生きたがって産まれてくるのだ。どんな子供でも受け止めるつもりで、子供に関わっていくことで、親になれるのではないでしょうか。
子供が産まれたから親になるのではなく、愛情を注ぎ、その成長を見守り、大事に育てることで親になれるなら、それらの密度こそ重要で、時間は関係ないと思いたい。
なぜなら、この物語で未来ちゃんは切望されて産まれくるからだ。
この先、未来ちゃんが両親を亡くして、施設で育つことになっても、それは、不幸なのでしょうか。
周りとは違うということを、槍玉にあげることは、イジメや差別に繋がる考え方で、本来、みんな違っている部分があってよいのです。
確かに、実際の子育てはもっとハードで、漫画らしく、いいとこ取りしているところもあるかもしれないが、問題が起こってもなんとか乗り越えていく家族にエールを贈りたい。
フィクションだから言えることかもしれないが、未来ちゃんは今の夕子さんの元に産まれるべくして、産まれてきたのだと思えてしまう。
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セブンティウイザン