2.0
期待したのに残念
ストーリーの初めのほうがよかった。
町一番の意地悪な姑にイジメられながらも夫への愛・誠実な心ゆえ逃げず自分の立ち位置を模索していたヒロイン萌には共感でき、応援したい気持ちになった。ところが、すべての陰謀の根源がご新造様率いる市毛家とわかったあたりから話が現実離れしてきて興味が削がれていった。
息子の配偶者を息子と強制的に隔離する・自分の支配地での商取引に課税する等は明白な犯罪行為である。まして萌の生まれたばかりの子の連れ去りはさらなる重罪。それなのに誰も法律や警察の保護を求めないなんてありえない。江戸時代じゃあるまいし・・・。萌も子供がさらわれたのなら真っ先に警察に被害届を出し子供の保護を願い出てしかるべき!自由市場を開き市毛家に対抗している場合ではないだろう!ありえない!
いくらフィクションとはいえ、現実と乖離しすぎるとついていけない。乗りかかった船なので、最後まで読もうと思いますが・・・。
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かんかん橋をわたって