4.0
最初はシュールな設定だと思いましたが
死後の世界なんて100パーセント信じないので、初めは現実離れしたストーリーが展開すると思いきや・・・。今日的な社会問題を独自の角度から検証させるための手法だったのですね。今後の展開が楽しみで、また特にシ村さんの正体が知りたいと思います。
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11940位 ?
死後の世界なんて100パーセント信じないので、初めは現実離れしたストーリーが展開すると思いきや・・・。今日的な社会問題を独自の角度から検証させるための手法だったのですね。今後の展開が楽しみで、また特にシ村さんの正体が知りたいと思います。
ひたむきなヒロインのキャラクターに好感が持てます。でも二児の母とは言え、30歳くらいで年齢を気にして焦っていては長い人生やっていけないよ~と喝を入れたくなります。夢をかなえて夫を見返してやってほしいです。
マタハラも現実にあるし、逆マタハラも然りであると思わされる作品。逆マタハラのカバーをさせられて、仕事に忙殺され自身の婚期を逃してしまう女性もまた存在する・・・。余程恵まれた職場環境でないかぎり、女性の結婚・妊娠出産・育児と仕事の両立なんてどこかにシワ寄せがこないはずないよね~とタメ息が出てしまいます。また、現実の職場でも、妊活に対しては余り理解を示さないのかなと気になってしまいました。以前、アメリカのある有名企業では、卵子凍結保存して妊娠出産の時期を遅らせた女子社員に費用の援助をすると聞いてこれもまたビックリ。これでは少子化が進むのも無理からぬことでしょう。
私は科学を信奉しているので、基本的に霊だの魂などの存在を信じていません。ですから霊感の強い人なんて、何それ?という感じなのです。それにもかかわらず、この作品にはなぜか惹きつけられてしまいました。きっと人物描写が巧みなのでしょう。これからの展開が楽しみです。
純と彼女の夫 武頼の、人としてのレベルが違いすぎ!夫を心から愛し感受性の強い生真面目な純に対して、武頼の自己愛の強さ・身勝手さは、フィクションとわかっていても怒りを禁じえない。また武頼の元同級生の足立のような、他人の夫と百も承知の上で、見境なく色気で迫る病的なオンナも許しがたい。でも実際こんなことってあるのかも知れない。ならばせめてフィクションの世界だけでも不倫男・不倫女が罰を受けますように・・・。
暴力的なシーンは目を背けたくなるような恐ろしさ・・・。その恐怖をモノトーンの劇画で読者に突きつける表現力が秀逸です。作中にあるような、無辜の市民がいわれなく殺害される惨劇も、悲しいかな実際に起きています。しかし理不尽に家族や親しい人を殺められた人の無念は、法律では晴らすべくもありません。人権の名のもとに、被害者に比べてあまりにも加害者の権利が守られているからです。現行の司法に縛られず、悪を存分に成敗してくれる存在があればという市民感情に指示される作品であると思います。
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死役所