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容姿の美醜とは何なのだろう。英語にも skin-deep という語彙があるが、文字通り皮一枚の単なる表面上のものなのか、それとも人の幸・不幸をわかつほど重大なものなのか。大切なのは人の内面とだれもが知りつつ、外見に惑わされるのも現実である・・・。登場人物の行動・思いを見つつ、そんなことを考えさせられるストーリーです。
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容姿の美醜とは何なのだろう。英語にも skin-deep という語彙があるが、文字通り皮一枚の単なる表面上のものなのか、それとも人の幸・不幸をわかつほど重大なものなのか。大切なのは人の内面とだれもが知りつつ、外見に惑わされるのも現実である・・・。登場人物の行動・思いを見つつ、そんなことを考えさせられるストーリーです。
映画にもありましたが、江戸の大奥の、男女の立場が入れかわったという設定です。つまり将軍は女性なので、本来の「大奥の女たち」を中心に描かれるストーリーでなく「大奥の男たち」が物語の主役です。主人公水野のキャラクター、男前で剣豪でありながら奢りがない、正義感あふれ弱気を助ける、私利私欲で動かない、気取りのない竹を割ったような性格・・・などが物語に清涼感を与えています。
自分が先に婚約・結婚したからといってマウント取る女性いたよね~と思い出してしまいます。なにもスペック高い女性から順番に結婚するわけじゃあないでしょうに何で優越感に浸ってるんだか・・・。おまけに「私のダーリンの同僚男性を紹介してあげる!」なんてアリガタ迷惑以外の何物でもなかった。「あなが知らないだけで、私お付き合いしている人いるんですッ!」と言い返すのもアホラシクて・・・。昔のことを思い出しつつ読めそうです。
精神疾患というと、一般の人には、特殊な病気であり自分には殆ど無関係のことであるかのように思われがちである。しかし現実には相当の罹患率のある疾病であり、人知れず苦しんで知る人も数知れない。それなのに適切な治療を受けることは、情報の少ない一般の人にとって容易ではない。従って患者と医師の間を取り持つ、押川氏のような専門知識を持ったコーディネーターの存在が望まれるのであるが、現実にはそこまで療養のために患者や家族によりそう機関がない。適切な処置が受けられなかった故に精神疾患者による重大事件が起きていることも事実である。本作がこうした問題を提起し、改善策につながらんことを期待する。
この作者さんもきっと愛犬家なのでしょうね。犬を愛する人のきもちばかりか犬の気持ちもよーく理解していらっしゃるのがわかります。犬のことが好きな人にもそうでないひとにも心に響く人と犬との愛情物語です。
アートに興味のある人には勿論、無い人にも楽しめる作品です。闇の世界に生きる主人公と可愛いい助手という組み合わせは、どこか手塚治虫のブラックジャックを思わせます。
無料分を読んだところですが面白い!婚活の経験がないので、そのリアルを知ることができるし、第一話の女性が、いかにしてチャラ男に反撃を加えるかが楽しみです。
ホラーまんがだけれども、グロテスクさがなく、作画も美しく、きれいなストーリーです。主人公の霊感の強い少女のキャラクターも魅力的なのでつい続きが読みたくなってしまいます。
こういうモラハラパートナーも現実にいるのでしょうね。現に私の友人の一人はモラハラ夫に人格否定され心を病んだ果てに離婚に至りました。こんな相手への対処法も示唆してくれれば救われる読者もいるだろうと、この作品に期待します。
核家族化・少子高齢化社会の現実を、特殊清掃業に携わる人の視点から描いた暗いテーマの作品ですが、絵の柔らかいタッチのおかげで抵抗なく読めます。自分だって孤独死しない保証なんてどこにもない。身につまされるお話です。
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愚者の皮