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京都の風情あふれる絵柄がストーリーにマッチして、小旅行に出たような気分に浸れる漫画です。自分の街にこんな喫茶店があればいいなあと思いますが、近年喫茶店で午後のひと時をのんびり過ごしたり、勉強したりする文化が衰退しつつあると聞き、やっぱり日本経済が厳しい所為かな、とどこまでも思いは飛んでいきます。
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京都の風情あふれる絵柄がストーリーにマッチして、小旅行に出たような気分に浸れる漫画です。自分の街にこんな喫茶店があればいいなあと思いますが、近年喫茶店で午後のひと時をのんびり過ごしたり、勉強したりする文化が衰退しつつあると聞き、やっぱり日本経済が厳しい所為かな、とどこまでも思いは飛んでいきます。
中学生で人生最大のトラウマを抱えたろくろと両親をケガレに殺された紅緒の二人は、二人の力を合わせてケガレ退治をする運命なんでしょう。それにしても、子どもの頃に深く傷つく事件に遭遇すると、それを乗り越えるか潰れるかで、その一生が決まってしまうんですね。ろくろは健気な紅緒を傍で見て、自分の過去の苦しみを乗り越えられると信じています。
『のだめカンタービレ』の作者だ~っと思って期待してよみ進みましたが、スミマセン。20話だけで終わってしまいそうです。後の展開のために残してある核心的展開のヒントが1~20の間にもう少しないとねえ。
昔懐かしの絵。ハンサムなカイとフランス人形、猫の3人組が殺しの相談に乗るという設定で、気になるのは誰が誰をなぜ殺したいのか、という依頼者の依頼の根拠をもう少し掘り下げてほしいケースが結構あるということです。登場人物で一番心を見せてくれるのは無表情の人形であるのが面白い点です。
女性が酔って初対面の男性との婚姻にO.K.しても、男性側はしらふだったのだからよほどの切羽詰まった理由がない限り見ず知らずの酔っ払い女性と結婚するというのは、いくらなんでも無理があると思います。まあ、漫画ですからその後の展開で取り返しがつくという作者の思惑だったのでしょう。だが、毎日無料で読み続けながら私はまだ違和感がぬぐえないのです。
最初は☆2つくらいの評価だったんですが、80話まで進むと登場人物の気持ちが相当分かってきて、ときどきジーンと涙が出るほど心に訴えてくるものがあります。じりじりと面白くなる展開。それにしてもポコは日本語が上手になってきましたね。大人になっても人間の姿なのかな。
見た目の派手なチャームポイントもなく、成績も全くぱっとしない男の子が主人公とは言え、やはり、人には他の人にないものがあるのだから、卑下しないで生きて行こうねみたいな漫画なんだろうか。無料版が尽きて続きが気になる。
私がどんな漫画を読むかの選択基準は、好きな感じの絵であることと、知性の香りがすることですが、この漫画はその二つを持ち合わせています。ただ、一人ひとりの妖怪の個性や生い立ち?、エピソードなどがもう少し掘り下げてくれたら、愛着がわくのですが、今はまだごちゃごちゃでときどきこんがらかってしまいます。
都市部で書道界のトップ争いから挫折した若者エリートが、田舎の漁村で心を立て直すという定番のストーリーと言えますが、田舎での一人ひとりとの出会いや、その一人ひとりについてのエピソードがさりげなくいい感じ。
以前学校の教師だったので、保健室の様子とかよくわかりましたが、こんな実力のある医師は一人もおらず養護教諭という資格の方が勤務されており、担任と連携してそれなりに専門職として活躍されていました。もし学校付きのお医者さんがいたなら、きっとこの漫画の主人公のように一人ひとりの子どもを育てる観点が経験として身に着くんだろうなと思います。医者であり、教師であるみたいな。
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鹿楓堂よついろ日和