5.0
涙が出た。
同じような境遇だったから。
今もお母さんは私にだけ辛く当たる。
この前も堪らず号泣したところ。
お母さんが小さい頃から大好きだったのに。
お母さんの為に頑張ってきたのに。
そんな人、沢山いるんじゃないかな。
残念ながら自尊心を育ててもらわなかった私は、いけてない旦那と結婚して、あり得ない状況で離婚することになった。でも宝物が残った。それでいい。
この本を買って、お母さんに渡したかった。
今もまだ理解されない私の苦しみ。
でもお母さんもしんどかったのはわかる。私にしかあたれなかったのも。
この前、お母さんに伝えたばかり。お母さんはお母さんの人生を生きて。残りの人生を大好きなお父さんと笑って過ごす人生を楽しんでと。
私もお母さんを恨む人生はもう辞めると決めて進んでると。
お母さん、何回言っても分からない。伝わらない。だからこの本が欲しい。年老いた母が手に取って何度も読み返すことができる本が。
素敵な旦那さんがいて、幸せな気持ちを頂きました。
いいお話でした。ありがとうございました。
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真綿の檻
006話
第3話 -2