5.0
里帆ちゃんが間宮君の背中越しに、今日会えて嬉しかった、言ってくれたことも…ありがとうって、なかなか良いシチュエーション!
振り返って里帆ちゃんの手首掴むと思いきや、里帆ちゃんはパパのもとに足早に…。間宮君!そういう所!ちゃんと掴まないと!!はぁ〜↓ってなりました。
まぁそれが間宮君だね。
一方の成瀬さんと連絡が途絶えたのが、気になる所。
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里帆ちゃんが間宮君の背中越しに、今日会えて嬉しかった、言ってくれたことも…ありがとうって、なかなか良いシチュエーション!
振り返って里帆ちゃんの手首掴むと思いきや、里帆ちゃんはパパのもとに足早に…。間宮君!そういう所!ちゃんと掴まないと!!はぁ〜↓ってなりました。
まぁそれが間宮君だね。
一方の成瀬さんと連絡が途絶えたのが、気になる所。
あわよくば…。のくだりが良かったです。
前回まで間宮君は里帆ちゃんへの想いを断ち切ろうとかこれ以上振り回されたくないとか感情の嵐に苛まれていました。好きだからこそ相手の気持ちがわからず苦しかったんでしょうね。それが今の境地は、好きな子が不安でいたら心配はいくらでもするし、それが嘘なら不安がなくて良かったと思える…でした。これは真央さんの意図的な優しさとは違う、相手を思い見返りを求めない優しさに、里帆ちゃんだけでなく読んでいる私もグッときました。
これは深い。
自分に気持ちが向いていない好きな子に、見返りを求めず優しくあること。とても難しく苦しいことでもそれでも好きという気持ち。
こんな告白を受けて、さぁ里帆ちゃんどうする?
真央さんの素を引き出せるのはりほちゃんだったのか。
真央さんが敵意をみせる相手は…。
人格コントロールが上手い彼は、使い分けて人の心を掴むのがたけてる。
自分を冷静に見れているりほちゃんだからこそ、真央さんに騙されることがないのかも。
心理戦が凄い…。
りほちゃんの余裕がなくなるほどに真央さんの方が上手だった。
頭の回転良くないとこんな駆け引き出来ないね。
りほちゃんの冷めている風で友達思いな所、新たな発見です。
確かに先のある話じゃない気がしていた。
最近でこそ同性愛の理解が進んできたとはいえ、同性同士の愛は本当に窮屈でまだまだ多くを求めることは出来ない社会の風潮を感じる。
もしこれが男女の恋愛だったらどうだろう。
ここまで鮮烈な切なさを感じただろうか…。
ニコさんが身を投げたドスンと言う音がしばらく私の中に響いて止まなかった。
作者は決して正面だけの表現はせずに斜めから時には後ろから、過去から繋いで現在に、またその逆を見せてくれることもあり、一コマ目からグンっと惹きつける。
もうそれはマジシャンのよう。
そして今回は性差の考え方や生き方、愛し方がテーマかな。
共通の好きな人が亡くなった後に出会った二人が彼を通して相手をみるなんて、わたしにはとても斬新というか新鮮なストーリーでした。
毎回よく練られた話に感心しています。
展開もほとんど予想を超えてえぐってくるので、楽しみで仕方ありません。
毎回星5をつけるわけにもいかないので余程の衝撃を受けた時に5をつけるようにしています。
里帆ちゃんが真相解明に乗り出してる。あの手この手で。
もしかして真実に辿り着くのは里帆ちゃんなのでは?
ブワッときました。
私の見込み違い。
前回、私は野田は人知れず佳乃を思っている気がしていました。
でもその逆で不幸にしたかったと…。
それほどまで手に入らないとわかってる佳乃を思っていたなんて。一握りの人間しか幸せを掴めない時代の、不幸をしょった青年の恋心がふとしたことで闇を抱えることの怖さも感じました。
佳乃は最後まで1ミリもブレることなく、茂を想い、死を迎えてやっと真実を打ち明け、茂を自分のものにしました。
なんだか生涯かけて凄い女性だな。茂でなくとも、もう貴方の望むままにと言ってしまいそう。
そこまで愛を貫いたのだから。
佳乃のの揺るぎない覚悟が凄い。
昔の女性はそういう所があるのかな。幼い頃に決めたたった1人の人を想い続けて。
それの影に隠れて使用人の野田の存在もなるところ。
彼もまた人知れず彼女の幸せを願って生きてきた感じがする。
また何処かで交わって影を作りそうな気配。
黒い雲の行方が次回。
初めはわからなかったけど、コレは2作前の追憶の話で出てきた佳乃の話。
長年連れ去った夫に死ぬまで明かさなかった幼き頃の出会い。今回はその佳乃の過去。
また戦後まもない頃お話なのでドクンとする重いものを仕掛けているに違いないなと思います。
次話に期待。
恋癖
168話
第168話:揺らぐ