2.0
序盤から毎月更新日にドキドキしながら読んでいてコミックも書いました。
やっぱり現実的にはそうなるかぁ~!と思いながらも、今まで真山君との関係がとても丁寧に描かれてきてこちらも真山推しになっていた分、「え、今まで何だったの?」と思うくらいラストがあまりにあっさり、真山の扱いが雑、可哀想すぎてモヤモヤ。
何とか納得しようと最初から読み返しましたが、この最終回を知ると純の優柔不断さだけが際立ってしまい、壮大な真山の前振りもこんなにあっさりならここまでいらんよとなる。
今まで色々悩んで我慢したり自分を抑えてきた純。成長はできたけど結局問題は解決してないし、これからも悩みながら生きていくってスタンスも何ともスッキリしない。結局諦めと我慢をして悩み続ける未来が見える。
そこがまたリアルなんだろうけど、主人公が納得してないのに読者が納得できるわけないよ~。モヤモヤした読後感はそのせいかもしれない。
当初あんなに諦めきれなくてガツガツしてたのに、変に落ち着いちゃって漂う穏やかな老夫婦感も30代にしてはいやに悟りきってるというか何ともいえない…。
リアルで共感できるのが大好きだったのに何だかどこに共感していいか分からなくなってしまった。何となく勇気を貰える訳でもないし、すごくプラスマイナスゼロのお話だった。
最後は賛否両論があるとは思いつつ、本当に楽しませていただきました!!お疲れ様でした!!
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それでも愛を誓いますか?
126話
最終話(4)