5.0
上手い!!
久しぶりに素敵な作品に出会いました。不器用な男の子の主人公(英二)が、大切な親友と恋をした幼なじみカップルを不器用に支えると決めて、長い間苦しみ続けて…というストーリー。英二と直彦は親友だけれど、お互いに1番大事なことは相手に言えない。そこを根底に英二は苦しい選択をしざるを得ないけど、空回りしたり結果的に誰かを傷つけてしまったり、不器用過ぎて苦しくて切ない…。
勇気を出して英二が2人に気持ちを打ち明けて1つ区切りをつけるシーンでは、読んでる私の心もフッと絆され温かくなりました。
単行本10巻では英二と小春の恋の行方が描かれる事になるかと思います。とても楽しみ。
セリフのチョイスや人物の表情、画力、あらゆる登場人物のキャラの使い方、全てにおいて無駄がなく魅力的で惹き付けられます。最近読んだコミックの中でトップクラス!ぜひ多くの人に薦めたいです。
作者さんが連載中少し入院されたりと、体調が心配ですがどうか無理なさらず、引き続き大切に作り上げていっていただきたいなと思います。
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