4.0
一条ゆかりさんの作品を初めて読みましたが、すっかり引き込まれてしまい夢中になって読み進めています。
登場人物それぞれが魅力的だけど、描き方が押しつけがましくなく、大人による大人のための漫画という感じ。
お嬢様育ちなのに自分とまっすぐ向き合うことができる史緒が素敵で、愛されて育つって大事なんだと思わされます。
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54901位 ?
一条ゆかりさんの作品を初めて読みましたが、すっかり引き込まれてしまい夢中になって読み進めています。
登場人物それぞれが魅力的だけど、描き方が押しつけがましくなく、大人による大人のための漫画という感じ。
お嬢様育ちなのに自分とまっすぐ向き合うことができる史緒が素敵で、愛されて育つって大事なんだと思わされます。
小学生の頃、友達と回し読みしながら誰がかっこいいとかキャッキャした思い出が蘇る…
今読んでも少尉は素敵だし紅緒は愛らしい。これからたくさん苦労するけど、いつも一生懸命なんだよね。
事務屋としては頷きながら読んでしまうし耳の痛いところもある。
会社は仕事をするところなんだけど、報連相ひとつ取っても人間関係が良い方がやりやすいし、結局仕事を円滑に進めるのは人間関係なんだよね…
バレエものということで、華やかなんだろうなと期待して読み始めましたが、いい意味で地に足の着いた内容でした。
まっすぐでひたむきなキャラクターは正直感情移入しづらいのですが、この主人公は年齢が幼いこともあり清々しく読めました。
お父さんが「楽しく踊るだけじゃ不十分かい?」と問う場面は、親心の方に共感して涙ぐんでしまいました。
自分の子供でも絶対同じこと言うだろうなあ…
三次元に推しがいる人なら涙なしには読めないと思う。
推しの動向にいちいち胸を高鳴らせる気持ちや、時には推し関係でマイナスの感情を持ってしまうこと、最終的には「元気で笑っていてくれればいい」という境地に至るまで、共感しかなかった…
いずれは単行本で手元に置きたい作品。
無料連載分を読んで、続きが気になってたまらず一生懸命課金しました(^^;)
あまり共感を得られないかもしれないけど、奈々が初めてタクミと関係を持つところが好き。
初対面で夢心地になってから、再会して車に乗り、あっという間にそういう展開になってしまう流れに引き込まれました。
逡巡や切なさがリアルで、その後この二人の関係を軸に読み続けています。
奈々にはやっぱり人を惹きつける何かがあるんだろうな…
アニメ放映当時は透の天然いい子キャラがあまり好きになれなかった記憶があるけど、今読み返したら彼女の純粋さに心洗われる。
自分が年をとったからなのか…
設定がとにかく斬新だけど、ひとりひとりのキャラクターも丁寧に描かれている。
あと、読んでいるとどうしても岡崎律子さんのテーマ曲を口ずさんでしまうな。
全巻持ってるのに無料連載も読んでしまうくらい好きな作品。
主人公の於通は才能にも美貌にも恵まれ、時代の先端を行くキャリアウーマンだけど共感できるところが多い。大和和紀先生がただ歴史に造詣が深いだけでなく、女性の心理をよくわかっているからだと思う。
信長・秀吉・家康は有名だけど、その時代の天皇家や公家はあまり取り上げられないので、この作品でいろいろ知ることができて面白かった。
オスマン帝国のハレムという華やかな舞台設定に惹かれて読み始めたけど、一番面白かったのは聖ヨハネ騎士団とのロードス島攻防戦だった。
ヒュッレム自身も言っているように、世界の覇権争いに比べるとハレムは本当に小さい世界。だから中盤までのイブラヒムがヒュッレムのことばかり気にかける姿が、なんとなく小さく見える…
この漫画でオスマン帝国に興味を持って、本も何冊か読んだ。
中学生の時に夢中で一気読みしたけど、大人になって改めて読むと気づかされることが多い。
永遠の美少年だと思っていたオスカルも、アントワネットと同い年だから終盤は30代半ば。
人生の幸せも苦さも経験して、最後にアンドレとの愛にたどり着いたのだと思うと、二人の関係とその最期がより切なく感じる。
アントワネットの子供たちへの愛情や夫王との関係も、大人になって初めて実感を持って読めた気がする。
永遠の名作。
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