4.0
人間の心の怖さ
オムニバス形式で、おろちが色々な場所に行き色々な人に会う。
幽霊も化け物も出てこない。必要ない。人間が一番恐ろしいのだから。
おろちは一体何者だろう?
多分、楳図先生も考えてないだろう。喪黒福造みたいなものじゃ(笑)
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オムニバス形式で、おろちが色々な場所に行き色々な人に会う。
幽霊も化け物も出てこない。必要ない。人間が一番恐ろしいのだから。
おろちは一体何者だろう?
多分、楳図先生も考えてないだろう。喪黒福造みたいなものじゃ(笑)
愛する資格も愛される資格もないと思い込んでいるユーリ。エドガーのように心配してくれる親友もいるのに。
エーリクはそんなユーリの心を開き、前向きにさせてくれた。
途中、ユーリの家庭事情や、エドガーの父がエドガーから去っていった事情、実はエドガーは校長の子供だったなどの事情も含めた人間ドラマでした。
最終的にはギャフンという思いをしてスッキリしました。
しかし、こんな事したら自分の信用を失うだけなのに。
いい妹ではなかったと思っているヒロインは、マッキーの最後の地となった湖へ。
愛されて当然のような人マッキーに対して、家族は愛情を表現しなかった、自分もそうだった。自責の念とともにマッキーへの思慕を確認できたヒロイン。
すがすがしいストーリーでした。
25年の年月が過ぎて、当時タイムリーな自殺サイトも取り入れた作でした。
園崎家も組長と組長夫人が死亡して魅音が当主に。
懐かしさを感じた話^^
キャラクターがそれぞれ「そうだろうな」と共感させるタイプです。
ヒロインにしろ、ママにしろ、お兄ちゃんにしろ、人の心の複雑さ。
派手な恋愛はなし、むしろ普通にあるだろうなと思うような恋愛が素敵。
続けて読みたいと思います。現実離れした夢物語でなく、実際に現場というのはこういうものとリアリティを感じました。市役所が舞台ですが、主人公が「実行」をモットーに、あの豪快な市長とタッグを組んでやってゆきそうな予感です。
化け物や幽霊が出てくるよりも、こういうホントにありそうな話が好き。
実際、富豪の生活がしたくてサツ人を行う人間より、普通の幸せを手に入れたくてのサツ人のほうがはるかに多いのだから。
ダークヒーローの結城と力君のバトル、ハラハラドキドキで読んでます。
すべては、鷹野さんが子供時代に両親を失った件から始まった。鷹野さんなしでは「ひぐらしのなく頃に」は成立しない。鷹野さんはトミーと幸せになってほしい。
圭一が狂ってゆく、「圭一、疑心暗鬼になっている。仲間の何気ない言動が自分を追い詰めるように感じている」と察知できます。
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おろち