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島耕作が相談役
最後の役職となりました。島ももう72歳か。コロナで入院の話はリアリティあってよかった。入院中の島はいろいろと考える機会ができてよかったと思う前向き精神。
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最後の役職となりました。島ももう72歳か。コロナで入院の話はリアリティあってよかった。入院中の島はいろいろと考える機会ができてよかったと思う前向き精神。
何の気なしに読んだらハマりました。タイムループを繰り返すうちに、ヒロインが内省して成長してゆき、まわりの人の良さにも気がついてゆくヒューマンなところもグッド。5回目の結婚式に、予想外の展開になりどーなる?どーなる?
私的には、ヒロインの妹が着ぐるみの人では?ヒロインの妹が姉の課長の動画を会社に配信したのでは?とふんでいます。
妹は、姉の結婚相手の恋人で、姉を憎んでいるのではないかと予想。あの一見誠実そうな花婿も一皮むけばとんでもない二股男では?こういう展開を予測してます。
以前よく読んだ高階先生のミステリーシリーズ。懐かしいなと感慨。
謎解きそのものはあまり難解でもなく、犯人もすぐわかるパターンですが、そこは少女マンガという事で本格的なミステリーではないから軽いタッチにしてるのでしょう。絵がきれいなのも楽しめました。
ひとりだけ自業自得な亭主もいましたが、それ以外はみな善良な人ばかり。こんな女を妻にしたばかりに非業のシとなってしまった。ラストの終わり方だけど、主人公はこれからも悪事を続けるのだろうか?と余韻の残る終わり方。
葬儀屋という職業はあまり表立って出てこない仕事ですが、送り人ということで大変な仕事です。
笑ってはいけない葬儀のエピソードは、遺族の方もお坊様も笑いをこらえるのに必死。故人は「みんなに悲しまないでほしい」という思いでそうしたのだろうと感じました。素敵な故人です。
主人公が想いを馳せる先輩社員が、かつての恋人のシと向き合うなんて切ないエピソードには泣かされました。
人は必ずこの世を去るけど、この世に残った人々は愛する人の逝去を乗り越えて幸福にならねばならない。
主人公を好きになった女の子も出てきてまたまた展開しそうです。
姉妹の心の葛藤、妹は災いを起こす存在でなく愛情深い人間だった。それが姉に通じてよかった。
同時収録の「天使の園」。先生の執念がすごいなと印象に残っています。
外見が夫より見劣りするってあったけど、優しそうで温厚な雰囲気でいいじゃない。あんな性格悪いクズ男よりずっといい男。それにしても、クズ男とクズ女、最終的にはギャフンと思い知らされたようで痛快。
過去を変えると未来が変わる。主人公が母を救い、同級生や冤罪被害者を救おうと立ち向かう姿には応援したくなります。真犯人は誰?と謎解きの楽しみもあり、伏線もありで「あのシーンはこういう意味か」と後からわかる。家族や友人との絆もグッド。
不思議世界の話ですね。日曜日を繰り返す話は主人公のせい神異常かなとも思いました。人間の暗部を露呈する曽祢先生の作は好きです。
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相談役 島耕作