4.0
最初は異世界のほのぼのした日常の
話なのかと思ったら、
途中から緊迫した急展開にガラッと変わります。
生きるか死ぬかの壮絶な話になっていって、ハラハラしながら読みました。
架空の世界観で、用語や設定などが
慣れるまで少しむずかしい。
不気味な鎧をつけた敵がゾッとします。
序盤では分からなかった、話の方向性が
読み進めていくとだんだん明らかになってきて、一気に面白くなりました。
何も知らされないまま
残酷で、理不尽な襲撃を受ける主人公たち。
仲間たちの命が奪われるシーンは悲しくてやりきれない。
残された者たちが
圧倒的に不利な状況の中で、
それでもどうにか生き残ろうと一致団結して立ち向かい、戦う話です。
- 5
クジラの子らは砂上に歌う