直江嬢。さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全191件
  1. 評価:5.000 5.0

    貴重な作品。後世に伝えるべきお話。

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    以前、生き残った元兵隊の方がペリリュー戦は「瓶の中に二匹のサソリを入れて蓋をして、互いに闘わせた」と例えられていたのをテレビで見たのを記憶しています。それだけ日米両軍共、凄惨極まる戦争だったのだなと思いました。

    おそらく、圧倒的な戦力で攻めて来たアメリカ軍も南方の小さな島を落とすのに、こんなに時間と犠牲が掛かるとは当初は思ってなかったのではと思います。それは逆に、そこにおられた日本兵の方々が、選択肢の限られた厳しい条件の中でも、日本を守る為に必死になって戦った証なのではと思いました。

    いつも戦争関連のテレビ番組を見て思う事があります。それは「玉砕」という、たった二文字の漢字だけれども、実際には、その背後には、沢山の方々の尊い命が散華したのだと思います。

    以前、長野県にある戦没画学生の絵を収めた「無言館」という所に行った事がありました。そこには、戦争で亡くなった画学生が描いた絵が沢山展示されておりました。展示用のガラスケースの中には、海外の戦地から実際に送られて来た葉書が展示されていて、やはり絵心のある方の習性というのでしょうか、日本にいる家族を気遣う文の横に、戦地で見た珍しい風景を描かれていたのが印象に残りました。

    今回読んでいる漫画「ペリリュー」にも、主人公の男性が戦地で絵を描いていて、その場面が無言館で見た、あの葉書の事を思い出すきっかけになりました。

    戦争は、敵味方関係なく沢山の命を短時間で消耗してしまう恐ろしい現象だと思います。未来に生きるはずだった、素晴らしい才能や可能性を消してしまう。だから、この国では、もう戦争が起こって欲しくないといつも思っています。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    文句なしの☆5!!。

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    今までに「○人の星」「○ッチ」「○カベン」等…野球を扱った有名漫画は数多くあれど「キャプテン」ほど面白い野球漫画に出会った事はありません。先述した野球漫画は、私自身、何故かどれも最後まで漫画を読んだり、アニメを見る気にもなれませんでした。

    ですが、この「キャプテン」は違います。

    アニメをきっかけに知ったのですか、アニメのクオリティ(声優等々)も素晴らしいし、とにかくストーリーも面白い!!今では高校野球を扱った漫画は多かれど、本作は中学野球が舞台になっている少し異色な漫画ではあります。

    ですが、ストーリーは勿論、主役端役に関係なく、どの子供達も良い味出してます!!頑張ってます!!主人公の谷口キャプテンも、失敗を誰かのせいにせず、人知れず、たゆまず努力を積み重ね、皆を元気付ける所も素晴らしい。

    実は、漫画は最近、無料サンプルから読み始めましたが、やはり面白いですね。

    野球に詳しくない自分が夢中になる程、素晴らしい金字塔的漫画でありますが、何故か余り知名度か低い気がするのが、残念で仕方ありません。実は、最近、日本ハムの監督に新しく就任される事が決まった新庄氏も、この作品のファンだとか。特にアニメのOP曲ED曲も素晴らしいので、是非一度ご覧あれ!!。

    • 2
  3. 評価:5.000 5.0

    闘魂!熱い友情!涙!これぞ男塾!!。

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    前々からタイトルは知っていましたが、今回初めて読んでみました。まだ途中ですが、正直面白いです。

    最近は似通った内容の漫画(女の子が一杯出てくる青年漫画やゾンビ系漫画。)が溢れていますが、この「男塾」は今となっては、見る機会もめっきり減った「熱い魂」が描かれた漫画だと思います。

    特に今読んでいる「驚邏第四凶殺」編は泣けました。自分の為だけじゃない、仲間の為に奮戦し散り行く姿は、今の漫画家には描けない、宮下先生にしか描けない姿だと思います。

    「熱っくるしい」とか「時代錯誤」とか「男臭い」とか言われるかもしれないけど、それが良いと思う。むしろ、昔の日本人には、それがあったし、そこが良かった。逆に、今の日本人こそ平気で人を殺したりして、おかしくなってる感じがします。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    和風ファンタジー好きにもオススメ☆。

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    この作品に出逢ったのは、今から10年くらい前かな?。本屋さんで、たまたま見かけて、綺麗な表紙の絵と刀がテーマの内容に惹かれたのがきっかけでした。今「めちゃコミ」に掲載されている漫画は新装版で、当時の物とは少し異なる冊子になっております。

    私は現在もこちらのコミック(紙媒体)を少しずつ集めて読んでます。昔に比べて、家に置いておく漫画本が少なくなった中で、未だに集めている希少な作品です。それくらい面白い。絵もとにかく美麗だし、話も安定して読める貴重な漫画でもあります。

    主人公の滉君が毎回、色々な姿をした刀の魂魄に出逢って、刀達との因縁を解いて行く…。言い換えると、トラブルを解決したり、様々なエピソードがあって、毎回全く飽きがこない。これは長期連載の漫画としては、本当に凄い事だと思います。

    話を少し変えますが、神社がいつも綺麗に掃除されているのは「掃く、拭く」という行為が「汚れ」だけでなく「穢れ」を払う行為に通じているからかなと思います。つまり、滉君が刀を研ぐ行為も、掃除と同じ様に、刀達の魂魄を清め、新たに力を与えるという神聖な行為に通じているのかなと思いました。

    作品に登場する、滉くんを守ってくれる襲(かさね)様もカッコ良いし、滉くんのお父さんやお祖父さんのやり取りも読んでいて微笑ましいです。

    余談ではありますが、昨今「刀○乱舞」というゲームが流行っておりますが、あれは、どうみても、本作品である「KATANA」がモデル、つまり、この漫画がきっかけになったのではと、私勝手に思っております。

    長文になりましたが、読んで頂き有難うございました。あくまで個人の感想なので悪しからず。

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    気になる。

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    主人公が買い物に行く前に考えていた「で、その前に」の後の展開が気になりますが、無料分はここまで。ポイントが高くて(*_*)。続きが非常に気になります(´Д`;)。

    「さようなら、エデン」という事は、主人公は同窓会で再会した男性と…。という事なのかな。

    続きは読んでいませんが、主人公の女性にとって、今いる場所は居心地が良いから「エデン」なのでしょうか?。でも、もし、そこが本当に「エデン(楽園)」なら、常に心が満たされ楽園から出る気持ちもなかったのではと思います。つまり、主人公は常日頃から心の何処かで物足りなさを感じていて、元々そこはエデンではなかったのかもしれません。ただ、「エデン」から出るのなら、相応のリスクも覚悟しないと。

    • 3
  6. 評価:5.000 5.0

    涙あり笑いあり、とにかく面白い!!。

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    タイトルと後、評価が異様に高かったのが気になり読み始めましたが、、話が面白くて課金して最後まで読みました。

    第一話で主人公のコトちゃんが階段から落ちた時に、お父さんが言った「肉がクッションになって良かったな」というセリフは、自分の中では大ウケでした(笑)。

    デブス系の話でよくある漫画は、整形したとかが多いですが、この漫画は違います。主人公は地で行ってます(笑)。だから、良いのかもしれない。自然体というか、ありのままの姿が世の中に受け入れられている所が良いと思います。

    正直に言うと、自分もデブスです。コトちゃんと同じ様にいじめを経験した事もあります。だから、コトちゃんが人の目を気にしたり、自分に自信が持てない気持ちもよく分かります。漫画を読んでいて、凄く共感出来て何度か泣いてしまいました。

    最後の話も良かったです。

    本当に素敵なもの、大事なものを見抜く目というのは、色々経験しないと成長出来ないのかもしれません。

    良い漫画だと思います。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    歴史好きとギャグ漫画好きにオススメ☆。

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    おお!「殿といっしょ」入荷したんですね。てっきり、既に「めちゃコミ」にあると思ったのですが(^_^;)。

    この漫画、本当に面白いです。紙媒体のコミックス全巻持ってます。

    初めて一巻読んだ時の衝撃と面白さは今でも忘れてません。結構、日本の戦国史を深く掘り下げて描いているので、日本史の勉強にもなります。世に戦国ギャグ漫画は多々有れど、漫画家さんのギャグセンスがダントツだと思います。

    ギャク漫画としては珍しい長期連載(しかも、ほぼ4コマで)続いたと思うので、やはり凄い漫画だと思います。

    もしかたら、本当に戦国武将の方々の魂が降りて来て、この元気の無い、今の「日の本の国」を一時でもお笑いで盛り上げてくれた…?のかもしれません。戦国時代好き、ギャグ漫画好きの方に特にオススメです。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    懐かしい。

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    昔「the 八犬伝」というアニメをきっかけに、こちらの漫画を知りました。最初は、キャラの容姿とかアニメと色々違うギャップに驚かされましたが、話が気になって紙媒体のコックスを集めました。なんてたって、原作は江戸時代に多くの有名書物を残した、滝沢馬琴先生。面白くないはずがない。転生や因果応報、今でも考えさせられる深いテーマであります。

    「the 八犬伝」のアニメも話は途中まででしたが、有名声優陣に素晴らしいアニメーションと音楽で、知る人ぞ知る傑作だと思います。数年前に知ったけど、海外の人もこのアニメを知っていて凄いなと思いました。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    面白い!!。

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    無料一話分のみ読みました。アニメとタッチが同じで違和感なく読めました。アニメの方を先に全話観ましたが、心理戦・頭脳戦色々絡めてあって、スリルもあり、大変面白い作品だなと思いました。

    戦争。その勝敗は、彼らスパイの方々が命懸けで持ってくる情報がもっとも重要な鍵になるのかなと初めて思いました。後、本作品で気付かされたのは、戦時中に活躍した軍人の方々の記録は、本やドラマ等々で紹介される事はあっても、スパイの方々は、その存在自体が秘密とされたので、どんな活動をしていたのかは謎が多いのではと思いました。

    そういった点でも、この作品は、戦時中に確かに陰で活躍し、日本の為に戦った、謎に満ちたスバイの方々の活躍に思いをはせられる貴重な作品だなと思いました。

    戦争というのは本当に大義名分じゃない。化け物達のだまし合いなんだと思いました。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    名作。

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    「pet」それは、呪われた気功術師一族と、彼らに関わってしまった人達の因果なお話ーー。

    不安定な精神世界を生きる青年達にとって「記憶」の一番良い部分「ヤマ」を分けてけくれた「親」との関係は、命の恩人でもあり、男女間の愛情、あるいは親子の様な関係にも似ていて、一言では語り尽くせないと思います。あえて言うなら、お互いに魂の奥で繋がっている様なプラトニックな「愛」だと思います。誤解している人もいるかもしれませんが、本作品は少なくとも、ゲイ漫画ではありません。

    ある意味で、理解するのは難しい世界観なので、偏見を持って読んでしまうと、非常に損をする作品かと思います。逆に言えば、非常に奥が深い漫画であり、大変面白く貴重な作品だと思います。

    ストーリー自体も、人間の記憶のあやふやさを描いた、怖いけれども、非常に分かりやすい描き方だと思います。

    アニメの方は監督、スタッフ、声優さん達の意気込みが感じられて良かったと思います。名作だと思うので、アニメは賛否両論あると思いますが、自分は最終回観て泣いてしまうぐらい良かったです。

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