3.0
漫画の時空間ネタはSFファンタジーがいい
タイムパラドックスいじりは
ひと昔前に流行って映画でもよく
取り上げられました。
科学的根拠もまだ明確化されてないので
このネタをマンガで持ち出すなら
もう少しリアリティ棄てて独自ネタで勝負
してくるかと思いきや…
シンプルにラレルワールド。
どう膨らますのかマンガならではの
独自の発想を期待してましたが
少々尻窄みな感じが否めません。
話自体はいい話です。
こちらもありきたりですが母親の死と向き合う男の子の、未熟故に陥りやすい少し浅はかとも言える悲壮感や孤独感、すれ違う友人同士の感情は、「マンガのようにうまくはいかない」とマンガなのに言ってる感じ。
なんというか…まとめて言い換えるとマンガという手法に向いていない話、小説の方がもう少し心理描写など詳しく書けて映えるんじゃないかな。
それにどこまでも普通でマンガに求める夢とかそういうものはないです。
「4日間の奇跡」と雰囲気が似てる気がします。
ドラマ化されたみたいですが
一度見たらもういいですね。
ということで☆3つ。
- 3