4.0
懐かしい
主人公の冴え際立ったキャラクターが少々出来過ぎな点(※)は玉に瑕だがストーリー展開も心理描写も深く、連載当時にハマった感覚を思い出した。
※ 専門学者顔負けの理論展開をしたり一介の犯罪組織の一員の少年が世界情勢予見に関する鋭い論文を書いていたりというのは今読めば不釣り合い過ぎて違和感有り。
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レビュアーランキング 656位 ?
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主人公の冴え際立ったキャラクターが少々出来過ぎな点(※)は玉に瑕だがストーリー展開も心理描写も深く、連載当時にハマった感覚を思い出した。
※ 専門学者顔負けの理論展開をしたり一介の犯罪組織の一員の少年が世界情勢予見に関する鋭い論文を書いていたりというのは今読めば不釣り合い過ぎて違和感有り。
生き別れの息子に転生した主人公、と、前提自体がファンタジーなだけに、細部には設定に無理が多く、昔の漫画という感じではあります。でもまあ、テンポが良く頭を使わず読める軽快さは充分、読み流しにはとても良いのでは。
この手の裏社会や復讐ものにまあありがちな設定と展開であることは否めないが、描写(ストーリーも絵柄も)が非常に丁寧で登場人物のペーソスもよく描けているのが良いと思った。暇潰し以上の価値は感じる。
非現実を疑似体験したいゆえに物語に触れる割にはそれにリアリティが無いと興醒めしてしまうというのが読者一般の勝手な論理。
だがこの漫画にはそのリアリティがしっかりあり、満足度が高い。
描かれている時代背景自体が血で血を洗うものでしたからグロいのは当然でしょう。それよりも乱世に生きる武人や平民達の悲哀やささやかな幸福の描写がいちいち印象的です。
受験生当時単行本で読んだ漫画。
とにかくこの上ないほど優柔不断でアタマも悪い主人公に終始イライラさせられる展開だが、何故か読まされる不思議な作品。
設定と世界観が寄生獣に似ていますが、力を得る原動力·切っ掛けが心の闇であったり力への壮絶な渇望であったりする点は特徴的です。
タイトルの通りですが、ありきたりな復讐モノの様でいて読み進めると案外捻りが有って面白いです。登場人物の描写も丁寧。
ありきたりな展開が見えて、有料部分からは読んでません。
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