3.0
これが本当にあった話なんて・・・
タイトルだけでも衝撃でした。不倫された妻は世の中にたくさんいるかもしれないけれど、
作品の中の妻のようなシチュエーションを経験する方はかなりレアというか2人はいないんじゃないかって位。
夫の行動は勿論ですが、こういう人生の危機にヒロインがどう立ち向かってどう立ち直ったのか
興味(ある意味失礼な言い方かもしれませんが)が湧きました。
- 2
985位 ?
タイトルだけでも衝撃でした。不倫された妻は世の中にたくさんいるかもしれないけれど、
作品の中の妻のようなシチュエーションを経験する方はかなりレアというか2人はいないんじゃないかって位。
夫の行動は勿論ですが、こういう人生の危機にヒロインがどう立ち向かってどう立ち直ったのか
興味(ある意味失礼な言い方かもしれませんが)が湧きました。
という位、好きな作品。医者でないと結婚を許さないお家柄に嫁いでしまった涼子さんが敢え無く離婚し、
義理の弟と恋に落ちるというストーリーだけど、一見気の強いりょうこさんが義弟だった人と恋愛なんて・・・と心の葛藤があるのにどんどん惹かれてゆくあたりが何とも言えず読んでいて面白い。
義弟の吉乃先生も女性の強がりを否定せずに、更に大きなやさしさで包み込んでしまうあたりが物凄くグッと心に響きます。
2人のやり取りが素敵で楽しくて、最後の赤ちゃんを大切に抱っこしているシーンには物凄く幸せな気持ちになりました。高橋りょうこの名刺も良いですね。
私も綺麗、彼女も綺麗というあたり性格美人で素敵。
世の中には自分よりずっと綺麗で、スタイルがよくって、愛されキャラで、おまけに裕福な人なんてたくさんいるものね。そんな時、白川さんみたいに私も綺麗になりたい、私も綺麗な言葉を発したいって学んでるのっていいな。
嫌みもスルーして自分の気持ちを大切にしてて見習うところばっかりです。
白川さんの年齢よりずっと年齢を重ねてしまった私だけど、綺麗なデニムにヒールのある靴を履いてキレイ目のニットを着て、時々英語の原書を読んだりするおばあちゃんになりたいわ。
序盤は会社勤めのお話。後輩の岸田さんに仕事を丸投げ、朝令暮改で自分は岸田さんにタブーと言ったことを平気でしてくる、こんな人の下に居たらストレスで体調を崩すだろうな、会社辞めたくなるだろうなって読みながら私までストレスフルでした。八木さんは後輩いびりだけでなく会社でも不正、不倫とやりたい放題。当然クビでストーリーが終わるのだろうと思っていたら、その後も続き、会社を辞めてからの恋愛事情に迄及びます。見栄っ張りゆえに友人の誰もに素敵と言ってもらえるような結婚相手を探そうと必死で、挙句に騙されたり。それでも次から次へと相手が現れてくるのは必死感が伝わるから?もしかして女性として実は魅力的?やっぱり見栄っ張りで中身がない事があからさまだから簡単に騙せると寄ってきちゃうんだろうな。途中で八木さんの小学生並みの思考に哀れさえ感じてきてしまった。
読んでみて途中まで正直とても苦しかった。余りの夫婦の形の歪さに心がついてゆけなかった。
夫に不倫相手がいることを容認しつつ、夫婦としての関係を続けていく。埋められない寂しさを感じた夫は、不倫相手
と定期的に会い、月に一度は一夜を共にする。相手の女性は障害のある子育ての日々をヒロインの夫と過ごすことで安らぎを得る。こうまでして婚姻関係続ける意味、夫婦って何だろうとつい感情移入して苦しんでしまう。
最終的には家族とか夫婦とかの枠を思いっきり取っ払って、お互いがお互いを求めあう気持ちだけが残った形に帰結してゆく。最後の最後でようやく深呼吸できたようなそんな気分でした。
財産を守るために知らないでは済まされないこともたくさん漫画を通して楽しく教えてもらった。
私など運がよかっただけで、万が一作中に出てくるような詐欺まがいの人物に出会っていたら、易々と
騙されていたんじゃないかと思う。経済学って普段は見ないジャンルだけど、知りたいという好奇心の
導線になってくれた作品です。
抑圧された感情が解き放たれた時、制御が効かなくなってそこに道徳も倫理観も常識もなくなって暴走してゆく・・・
久しぶりに凄いマンガに出会ってしまった。ヒロインの気持ちが理解できてしまう自分自身もちょっと怖い。
程度の差こそあれ、自分にとって不快な存在が消えてくれたらなんて妄想を抱くことはある。でもここで決して危害を加えたり、違法行為はしないけれど自分の中にある暗い部分に焦点を当てられたようでゾックっとしてしまった。
子供をプレスクールに通わせるいわゆるお金持ちの母親たちのストーリー。
他人からの羨望を受けたいがためにSNSにキラキラした生活をあげて張り合うさまは滑稽だけど、こういうレースに
乗ってしまうとどんどんエスカレートしてゆく見栄やルッキズムはまあ理解できなくもない。
それぞれが悩みを抱えている登場人物たちのキャラ設定がとても面白い。医師の夫と結婚したリイサママは男の子を
産まないことで義両親からギリギリに締め上げれてしまう気の毒な設定。トム君のママは他人の服や靴の値段を調べて
持てない自分を嘆いている。消費者金融に手を出してしまうのかな?見栄と物欲にはきりが無いのにね。
向日葵のママはこの3人の中でも特に悲惨かも。旦那さんが詐欺師?虚飾にまみれた生活?これから逃げ回るの?不安で仕方がないね。この先が気になります。
とらふぐさん、またまたムカつく系の主人公ですね。
読者にフラストレーション感じさせる主人公づくりの上手い事。
こういう認知がゆがんだ女性は実は少なくないように感じます。
反面教師として読んでいきま~す。
読むのがやめられなくなって最後まで読んでしまいました。相当時間もかかったけど久しぶりに読んでよかったと
思える作品でした。再会してからの設定も、ワードチョイス(特に真木さん)も自分とは相当違って最初は戸惑ったけれど、独特な方言と島の街並みも相まって美しく切ない映画を見たような気持でした。
ヒロインへの初恋以外、女性を愛したことが無い真木さん。何人かの男性との関係がいつも報われない形で終わり40歳を迎えようとしているヒロイン。それだけでも相当切ないのに、血がつながっていることに甘え愛情表現をしてこなかった父親との確執、わがままで自分勝手な真木さんの妻が他の男性との間にできた子供を宿してから芽生えてゆく母性と強さなどそれぞれの登場人物一人一人にも共感と時には嫌悪を感じたり、まったく飽きることのない作品でした。
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夫が裏アカで70人と不倫してました~サレ妻1年生奮闘記~