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詩織は、幼少期につらい想いをしていたわけでもなく、逆らう奴はイヤ、と、ただただわがままなだけのサイコパス美女。
そんな美女の詩織と結婚したブ男の悟は、実は子供のころに出会っていて、容姿コンプレックスから自分に笑顔を向けてくれた美女の詩織に心を開き、下僕として扱われるようになっていたというまさかの伏線こそ意外な展開。
詩織があざとさ全開にしてビジネスで成功して成金化したりしてたら、詩織すげー悪女!ってなったのだろうけど、この話では保険金にとどまって現実味があるせいか、怖い話になっている。
姑さんはお気の毒だが、女手一つで息子さんを育てるのに必死だったんだろうな。息子さんに愛情そそいであげてたら、別のバラ色老後があったかもしれないけど。
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砂の微笑