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  1. 評価:5.000 5.0

    なるほどね(ネタバレ、推測あり

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    夢中なって一気読み...さよなら3000円泣

    終わった後に何度か読み返して納得できた部分が多々。
    結局は橘によって流れは決まっていく、、のだなと感じました。それは悪い意味ではなく、でも完璧にいい意味だけではなく。
    橘はなぜか初老の男性として幾度となく生まれ変わる。前世の記憶をもって。
    その中で出会った人たちに対して、完全なる神ではないところから誤算もありながら橘自体も四苦八苦する部分も出ながらも橘の想うその人その人の歪んだ愛を終わらそうと導こうとしている。

    読んでいる間は三つ子?四つ子?
    春野と弟を襲ったのはエンドの模倣犯?
    ん???と思う事が多々ありましたが、終わった後に読み返してやっと分かった読解力のなさ笑
    三つ子とは何度も生まれ変わる橘が3回殺されて死体として残った状態なのだと、(む1度目昔弟に殺された白骨死体、2度目橘(B)として、3度目は春野達を襲った生まれ変わった橘(C)。
    エンドの模倣犯はCの橘なのね。

    しかしながら毎度自分の死体を処理したりみたりしないといけないのも橘の何の因果なのでしょう。

    弟の息子が繰り返さないように本にしたのでしょうが、自分で気付かない自己顕示欲が解消されているのかは本人にもきっと分かりませんもんね。
    人の心は自分にも分からない。
    生まれ変わった橘がきっと見守るんでしょう。

    母の愛は代え難い。
    ただでさえ、いくら愛されていても愛されてないと思う。いつまでも大人になっても母の愛へ餓えているのはほぼ大多数の人間なのではないかと思う。
    母として子として正解はないのに愛について欲するのは本能でしかないんだろうなと。

    怒りも熱を持つことから愛の暖かさの代用としたというのは本当にハッとした。

    春野と五十嵐最後に出会えるとは思ってたけど少しホッとしました。

    違和感も残しつつも、買ってよかった漫画です。

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