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年齢性別問わず読んで欲しい。
この漫画を読んで思うのは生命の誕生は奇跡だと言う事を年齢や性別問わず、たくさんの人に知って欲しいと言うこと。
私は若くして子供を産み1人で育てています、まだ40手前ですが子供はもうすぐ二十歳になります。
我が子は五体満足では生まれないから死産の可能性が高いと言われました、その宣告を受けたのは紫陽花の咲く季節で毎年梅雨の時期には良く思い返します、まだ10代の私には厳しい妊娠生活で出産までを殆どの寝たきりで過ごしました。
母親学級も知りません、ベビー用品は病院のベッドから通販で揃えました。
大きなお腹で散歩した事もないし、ただただ毎晩夜が来ると今日もまだ私のお腹の中にいてくれたと安堵し泣いて過ごしました。
低体重で生まれ残念ながら難病を持って生まれてきましたが、産まなければよかったと思った事もなどただの一度もないのです。
当時は何の知識もなく、ラマーズ法もぶっつけ本番で助産師さんにはいきむな！下手くそ！と叱られながらの分娩でした。
かなり苦労した妊娠生活でしたが、今まさにお腹に赤ちゃんがいる方もそうでない方も是非読んでください。
出産のためだけでは無く、今この漫画を読んでみようと思っているあなたを産んでくださった親の気持ちもきっとわかるでしょう。
私のように若くして母になる方も勉強になる事が必ずあるはずです。
男性も少なからず何か感じる物があると思います。
生きている事、生命を宿す事、例えばそれが死産であったり、私のように病気を持ったり障害を持って生まれてきたり、五体満足で健康であっても、自分の体に生命が宿った事実、それだけで奇跡なんです。
どうかたくさんの方がこの漫画に出会い、生きている事の凄さを実感してくださいますように。
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コウノドリ