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平手敏太の娘クララが白藤龍馬の彼女桂木未希を騙してアジトに連れて行った。白藤龍馬が見つけ出したときにはマリ/ファナ漬けにされた未希がいたのだった。
一方で猪首が乳栗を誘い、秋野さんの身辺に異変がないか調べることにした。
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平手敏太の娘クララが白藤龍馬の彼女桂木未希を騙してアジトに連れて行った。白藤龍馬が見つけ出したときにはマリ/ファナ漬けにされた未希がいたのだった。
一方で猪首が乳栗を誘い、秋野さんの身辺に異変がないか調べることにした。
秋野さんが拳銃をぶっ放した。妙さんに拳銃の腕を見せると言って的に三発いずれも当てたのだ。あまりにもの秋野さんの変容ぶりに取り乱すドンちゃん。
一方で理江は本当に小料理屋をやっていた。そこには乳栗がおり、理江の作る「マグロのショート・ケーキ風」や「バナナの酢の物」を美味しそうに食べていた。乳栗は味覚音痴なのだ。
白藤龍馬は平手敏太専務取締役の娘のアジトに乗り込み、悪仲間は龍馬のオーラに手出しできず汚い部屋を片付けて終わった。平手の娘は龍馬に一目惚れした。
一方でラスプーチンを探るため龍宝を派遣したが、覚醒前のラスプーチンだったため臆病なただのロシア人としか判断できなかった。ドンちゃんは再調査を命じたが龍宝は乳栗にでも行かせてくださいと取り合わなかった。
ラスプーチンは実は催/眠術師だった。秋野さんはラスプーチンの催/眠術にかかっており、今までの行動はすべてそれによるものだった。さらにはラスプーチン自身も気弱な人物にする催/眠術を自分にかけており、いつもの弱さはそういうからくりがあったのだ。
愛倫の残した遺言状は捏造されたものだった。秋野さんは何かの組織に騙されたとドンちゃんは考え、再びラスプーチンに探りを入れることにした。
一方で白藤龍馬は、専務取締役の平手敏太に平手の娘が悪い男とつるんでマリ/ファナを吸っているので何とか更生させてほしいとお願いされた。
スペル・エンペラー来襲で全壊したドンちゃんの家の建て直しがついに完成し、落成式が行われた。全国各地から親分衆が馳せ参じ、中には毒針組の痛井舞や抜天会の御影倒志もいた。
そこに和服姿の秋野さんが来た。妙さんがドンちゃんと横並びで挨拶をするように伝え、組員を使って拳銃で脅かした。すると秋野さんは拳銃を取り返し、銃口を男の額に突きつけた。あまりにも以前と異なる秋野さんに、ドンちゃんは呆然とするのであった。
白藤龍馬初登場回。
下上建設の本社営業部に勤めている。
そんな白藤龍馬に海腐が接触。「立派に成長しはりましたなあ…」「凜とした所はご両親によう似てはるわ」。龍馬の知らない両親を海腐は知っていたのだ。
「プリティの近藤静也として結婚してほしいんです!!」
ついに秋野さんにサングラスを外して告白したドンちゃん。しかし、秋野さんはドンちゃんにもたれたまま寝ていたのであった。ホテルでの別れ際に秋野さんからキスをされたドンちゃん、ヤクザの世界に否定的だった秋野さんがこうも簡単に変わったことなど何かおかしいと疑い始めた。
一方で海腐は、近藤と同じようにカタギの世界にまぎれ込んどる獅子に会いに行くんやと東京に行くことに。鬼州組に新たな戦士が加わる!?
秋野さんと一夜をともにしたドンちゃん。翌朝の姿は浮かれに浮かれた格好と表情になっていた。
肘方美術館では肘方の作品が展示されており、題名は月と坊主という。ドンちゃんは秋野さんと美術館で再会し、秋野さんがいきなり抱きついた。そこには妙さんもおり、眉毛がかなりつり上がった。秋野さんは「あなたと一緒に居るにはこれしか道がないじゃない!!」とインナーデザイナーを辞めた理由をドンちゃんに伝え、ドンちゃんは衝撃を受けるのであった。
ラスプーチンは巨体だがノミの心臓で、ドンちゃんに脅されたら下痢おも/らしをしてしまった。神経性下痢症らしい。見た目とは全然違う軽いキャラだった。
秋野さんは美術商の仕事は長く続けるつもりはないらしく、ドンちゃんの側にいることを望んでいると告白したのだった。
静かなるドン
816話
第67巻 act.8 罠