5.0
ドンちゃんと秋野さんの婚礼が行われた。しかしそれは嘘だらけの華燭の典だった。そして秋野さんは式中に思わず涙してしまったのだ。
ドンちゃんと秋野さんが正式に結婚できる日は来るのだろうか。
- 0
2875位 ?
ドンちゃんと秋野さんの婚礼が行われた。しかしそれは嘘だらけの華燭の典だった。そして秋野さんは式中に思わず涙してしまったのだ。
ドンちゃんと秋野さんが正式に結婚できる日は来るのだろうか。
白藤龍馬は高知の桂浜にいた。そこには海腐もついてきていた。海腐は龍馬が生まれた時の経緯を話してくれた。
龍馬は母の白藤龍子が16歳の時に生んだ子で、当時父親の坂本健は抗争中だったため結婚や子育てどころではなく、高知の親戚に預けられた。龍子と坂本健も結婚するのに10年かかり、龍子が龍馬を極道にしたくなかったため引き取らなかったという。
龍馬のためにアイスクリンを買う海腐さんが健気すぎる。しかもそれでおどけて笑う海腐さんなんて今まで見たことないぞ。
高知の市電に乗っていた龍馬は新鮮組系土佐闘犬組の雷電に絡まれた。しかしその市電の周りを鬼州組員が囲んでおり、そこで海腐が「あんたの父親はワシの親分やった… どうでっか 初めは一番下っ端の若衆からでっけど…」と龍馬を極道の道へ誘ったのだった。
肘方がロシア・マフィアから送られてきたブツをどうするかドンちゃんに相談に来た。ドンちゃんは捨てるように命令した。
一方で妙さんは何千万もする着物を婚礼のために用意していた。ドンちゃんと秋野さんは敵をあざむくためにはまず味方からを実践していたのだ。
近藤邸に戻った夜、ラスプーチンが近藤邸に様子を見に来た。しかしドンちゃんによる術をかけられていたラスプーチンは、いとも簡単に自分が侵入したと思いこんで帰っていった。股間に吊り下げた携帯が鳴る様子を見た秋野さんは思わず「バカなの?」と顔を赤らめながら思ったのであった。
秋野さんが催/眠から解け、今までの経緯をドンちゃんから知らされた。そんな秋野さんにドンちゃんが「結婚して頂けませんか」と求婚した。しかしそれはロシア・マフィアを欺くための結婚であり、秋野さんは「悲しい結婚式ね…」と漏らしたのであった。
一方で肘方美術館にロシア・マフィアから送られてきた覚醒/剤が届いた。
ラスプーチンの正体がわかった。本名はウラジミール・チョチョシビリといい、旧ソ連時代はKGBにもいた催/眠術師だった。
ラスプーチンは新鮮組のスパイになるよう自己催/眠をかけた。
訣別…これは三つの意味があった。白藤龍馬と会社、白藤龍馬と未希、そして白藤龍馬とカタギの世界である。
龍馬が新鮮組の引田に絡まれているところを海腐が助け出した。
驚愕の事実…それは以前アメリカ・マフィアのアレキサンダー大王をともに倒したFBIのアニーが、ロシア・マフィアだったのだ。本名をナターシャ・スルガノフという。
ドストエフスキーが持っていた罪と罰の本の中にはヘロイ/ンが入っており、それを肘方美術館経由で日本に密輸入する計画を考えていたのだ。
新鮮組の幹部会に妙さんが登場。しかもロシア・マフィアと手を組むよう進言してきた。なんとそれは秋野さんの提案だという。衝撃を受けるドンちゃん。龍宝も「秋野さんは組の運営に口を出す人ではない」と疑い始めた。
ドンちゃんはロシア・マフィアと接触を図ることに。現れたヒゲの老人の名前はドストエフスキーだった。
唐突に表紙で乳栗アタックの説明がw
乳栗アタック…工具で乳首を思いっきりつねる技
(本人は乳首が急所だと思い込んでいる)
ラスプーチンが秋野さんの部屋を訪ねてきて暗示をかけているところを乳栗が目撃。しかし乳栗も暗示をかけられ豚になってしまった。
一方で平手クララたち一味は警察に捕まっていた。白藤龍馬が警察に通報していたのだ。平手敏太は白藤龍馬に「ただで済むと思うなよ!!!」と激怒した。
白藤龍馬はアジトにいた悪い連中と平手クララを一瞬でやっつけた。未希は無事に連れ帰ることができたが、大/麻を吸わされて大丈夫なのだろうか。
一方で猪首と乳栗は秋野さんに会いに行った。特段おかしいところもなさそうだったので帰ろうとしたが、乳栗がベッドで寝てしまっており、乳栗だけ秋野さんの部屋に残ったのだった。
静かなるドン
826話
第68巻 act.7 悲しい挙式