5.0
良かったよ、クレチマン。
途中、何度も離脱しそうになって、また舞い戻って……の繰り返しになったのは、話の難解さとキャラクターの濃さとストーリー展開が良かった、から。
前世だったり、親子の確執だったり、恋人や姉弟の関係性の妙だったり……。
見どころ盛りだくさん!
過ぎて、何を勧めて良いのか分かりませんが(笑)
話の難解さは、途中途中で親切な読者様が解説してくださっています。
私もそのコメントを読ませてもらいながら、独自に萌えポイント(主にヨハン♡)に心を鷲掴みされながら読み進め、最後までたどり着くことができました。
クレチマン、て、何。
呪文??人名??
みたいな感じから、登場人物たちの絵柄の美しさに心奪われつつ。
イネットとヨハンの無理だろう幸せな結末を切に願いながら、良い終わり方をしてくれたこの作品に感謝です。
ふだんは小説原作だと小説のほうが〜って思ってしまう私ですが。
この作品に関しては、抽象的な部分をうまく画で伝えていたように思います(小説読んでないけど!笑)
なので、話の難解さ(前世との兼ね合い、クレチマンの立ち位置、親子や恋人間の愛憎)を補って余りある作画家さんに、感謝。
完結前に2周くらいしましたが、完結まで読み終えたので、このレビュー後、3周目したいと思います(笑)
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魔鬼