5.0
良作
オムニバスだというので気楽に読み始めたものの 「あしたのわたし」で号泣。
以降無料連載分では終われず まだまだポイント加算の日々です。
淡々と進んでいくようで 人物像がとても丁寧に深く描写されており 徐々に明かされていく死役所の職員のエピソードが気になって ついつい読み進めてしまいます。
先は長いですが 最後まで読みたい良作です。
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53558位 ?
オムニバスだというので気楽に読み始めたものの 「あしたのわたし」で号泣。
以降無料連載分では終われず まだまだポイント加算の日々です。
淡々と進んでいくようで 人物像がとても丁寧に深く描写されており 徐々に明かされていく死役所の職員のエピソードが気になって ついつい読み進めてしまいます。
先は長いですが 最後まで読みたい良作です。
天才少女ピアニスト うた と 音大浪人生 和音が出会い、互いに成長していく物語。
音大が出てきますが のだめのようなギャグ要素は皆無、そこには ただ誰もが「理想の音」を追求する世界が描かれています。
うたが天才的すぎてちょっとファンタジーですが、不幸な出来事が彼女を襲い 物語は一気に重くなって行きます。
が、和音が一貫してブレずに居てくれる事で救われる思いでした。
うたと 和音は「理想の音」に辿り着くのか。
音の鳴らない紙の中から しっかりと音を感じる事が出来る 作品です。
獣医学部というマニアックな世界を 世に知らしめた作品。
シベリアンハスキーブームの火付け役ですね。
一癖も二癖もある登場人物と 動物達の擬人化(セリフ)が面白可愛くて 癒されます。
動物漫画は動物の死を扱う事が多いですが これはそれが一切ないので 軽い気持ちで楽しめます。
中学時代に友達だけでなく 先生も読んでいたというちょっと変わった作品でした。
私が読んだのはそれよりかなり後でしたが 壮大な世界観としっかりした人物描写に引き込まれます。
初見では難解な部分もありましたが 読み返すと ああ そう繋がってるのか、と感心したり。
少し長いですが 漫画ならではの醍醐味を感じられる名作です。
三只眼パイとその不老不死の術で不死身になってしまった八雲の 人間になるための旅。
フツーの高校生だった八雲が パイのためにどんどん強くなっていく様子に萌えてしまいます。
個人的には三只眼のツンデレが好き。
スケールが大きく 戦いも多いので流血シーン多数、とてつもなく長いですが 読んでよかったと思える作品です。
とにかく登場人物が個性的で 一癖も二癖もある奴ばかり。
でも 音大ってこんなんなのよねー。
と 出身者は 懐かしいあるあるとか あのストイックな世界を思い出します。
さすがにペトルーシュカを一回聴いただけでコンクールで弾くとか フランス語を一晩でマスターとか んなアホなーみたいな漫画的要素は否めないけど ギャグ的に面白いところと 丁寧な心理描写に加え、音楽的背景もしっかり描かれていて 入り込んで読めます。
絵は好みが別れると思いますが 音楽に関わる者としてはクラシックを夜に広めてくれた 功労者として称えたい作品です。
矢沢作品の中で一番好きな本作。
「いや、こんな高校生いるか?」
みたいな感じもありますが、恋と夢、様々な葛藤を丁寧に描いた矢沢あいらしい一作です。
映画化されましたが ラストは違いましたね。
私は漫画版がリアルで好きです。
私は長年の連載でコミックス全巻集めるのにすっかりいい大人になってしましましたが、とにかく一コマ一コマ美しい描写と丁寧な表現に目が離せません。
森のピアノの設定はピアノに関わる者から見るとだいぶ無理がありますが それをも気にさせないほどの後半の圧倒的な説得力!
音楽を愛する者として この作品と出会えた事を幸せに思います。
カイを通じて 沢山の人にショパンを、ピアノを知ってもらいたいですね。
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死役所