5.0
秀逸。
推理ものとしても、雑学書としても、興味深く読みすすめられる漫画です。この作者様の作風が昔は苦手だったのですが、大人になって良さが分かるようになりました。人間の心の繊細な部分がブレずに丁寧に描かれていて、読みすすめていく中で柔らかく解かれていく。そんな印象です。話は数話に渡って一つの事件を解決していくので、読んでいて飽きません。そしてそれぞれの事件が一つの線で繋がっていて、少しずつ解き明かされていくので、続きが気になって仕方がない。店頭でも見かけたことあったし、何かの広告で見かけて試しに読んでみたらもうどっぷりです。大人買いで一気読みしちゃいました。整くんの独特なキャラで周りが呆気にとられるのも、次第に自分と向き合って行く流れも、大好きです。不思議な先生で親には好かれないかもだけど、本当に辛い思いをして困っている親子にとっては、かけがえのない存在になりそうだなぁと想像しながら読んでます。早く続きが読みたいな〜。
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ミステリと言う勿れ