4.0
いつかはホントのサバサバ女に
色んなとこからハミゴされて痛い目みてもまだ勘違いしてる網浜さん。
でも、なんか、いつか気づいて改心しないかななんて思ってついつい読んでしまいます。
行動力だけ無駄にあるから、方向性変えればウジウジ地味地味女よりは成功すると思うんだけどな。
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色んなとこからハミゴされて痛い目みてもまだ勘違いしてる網浜さん。
でも、なんか、いつか気づいて改心しないかななんて思ってついつい読んでしまいます。
行動力だけ無駄にあるから、方向性変えればウジウジ地味地味女よりは成功すると思うんだけどな。
B国の末娘であるアルナが、きな臭い噂のある大国・E国の妃候補の一人として選ばれるところから物語がスタートします。
あらすじで書かれているように、宮廷サバイバルです。一人だけ入国を許された侍女のカミラと入れ替わり、嫉妬や謀略の渦巻く宮殿内で騙されて命を失う妃候補が出てくる中、彼女も一歩間違えたら命を取られる状態で知恵を働かせながら戦います。
オープニングである程度結末の一部のシーンが語られ、彼女が最終的には窮地に追い詰められることがわかります。
そこに辿り着くまでにどんなことがあったのか、その軌跡をたどる話です。
星4なのは、この話がつまらないのではなく、やはり和泉先生が描いた前作「女王の花」が素晴らしすぎたから。
面白いしドキドキするけど、少しドロドロしすぎていてまだあそこまでハマっていないので、敢えて期待値を残しました。
田村先生のマンガはBASARAも7seedsも読んでいて好きな作家さんです。
日常で誰もが考える葛藤や悩みの原因を、うまいこと言葉やマンガにのせて明確に読者に伝えている作家さんだなと思います。
今回もストーリーの方はミステリー調で進むのですが、本質がミステリーの謎解きを楽しんで欲しいわけじゃなくて、日常で誰もが抱えたモヤモヤした部分を主人公の青年・整くんが言葉として発して、登場人物の心を助けるという部分をメインにしているんですよね。
そして、登場人物に自分を重ねて読んでいる読者に色々なテーマを訴えかけています。
★4なのは、整くんが解決する心の悩みは、大人の女性が抱えがちな悩みが多いことですね。作者さんや読者さんが女性が多いから当たり前なんですけどね。
整くんの意見が頭の良い女性の意見に見えてしまうというか、あんな若者男子からかけ離れていると異質すぎるというか…。
絵は好みじゃないけど、ストーリーは面白いです!
結構絵が苦手で読まない作品も多いですが、この話は主人公が愛おしくて序盤からスルスルと読めました。
ドラマ化もされていましたね。
結婚を意識したことのある女性ならば、何か共感する部分があるかもしれません。
私も主人公みたいに母が家を守る姿を尊敬していて専業主婦に憧れたけど、結婚は相手があって自分一人で時期や人生設計が決められないもの。子供だって自分一人の努力で出来るもんじゃない。
ちょっと主人公出来過ぎとかナナリューとの出会いのくだりとか漫画チックな部分はあるけど、結婚適齢期の女性のジレンマが上手く描かれているとは思います。
死んだ人が訪れる「死役所」
人の色々な死に様をオムニバス形式で描いている漫画です。
人の死を描いていますが、重すぎたり読みにくかったりすることはなく、するっと心の中に入っていきます。
シ村さんが飄々としているからでしょうか。
まだ途中までしか読んでいないですが、死役所で働いている方の素性などが少しずつ出てきているので、何故シ村さんがあんなに飄々としているのかも後々語られるのでしょうね。
もし自分の子供が精神疾患を患ったら…私はやはり「子供を殺してください」と言ってしまうだろうな、と思う。
そして自分も何かがきっかけで病気を発症することもあるのかもと思わせるくらい、病気側も家族側も描写がリアルで、人間の弱さが描かれている作品。
明日香、あれからどうなったのかなーと思っていたので、明日香の再びの登場でまたまた話が面白くなりそうです。
宗教じみたセラピーにハマって、それでも本人が幸せなら良いのかなと思いきや……全然本質は変わってなくて、またまた何かやらかしそうな予感。
人は変われないのかなー。
明日香の姉も、もう明日香のことなんていなかったことにして、自分の幸せ掴めばよいのに。
不幸になっても、自分を見つけていけるような人も現実にいるのだから、この話の中にも一人くらいは変われる人物がいれば良いのにな。
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ワタシってサバサバしてるから