ハマルワさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全39件

  1. 評価:5.000 5.0

    いっぱい死ぬけどハッピーエンド

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    始まりは面白くてだんだんと意味不明になる作品は多いけど、この作品は秀逸。
    本当に良くできたストーリーで読むほどに面白くなっていった。

    伏線は複雑さを残しつつ、ストレスなく回収されて、回想と現在、夢と現実、幻影と実在、複数が同時に喋りだすシーンなども多々あるのだけど、それぞれがハッキリ認識できる様描かれていて(作者スゴイ)、物語後半につれ島がなんなのか、これ程までに命を犠牲にさせる原因もなんなのか、全て腑に落ちた。

    キャラクターもそれぞれが本当に個性的で、読むほどに愛着を感じさせられ、物語中で佐切達が願ったと同じ様に、罪人も介錯人もみんな生き残って欲しいと思いながら惹き込まれていった。

    たくさん死んで、最終的には介錯人2人の付き添いで、お上の前に引き出された罪人1人が無罪放免を勝ち取るのだけど、その他の人々の生き死についてやその後が、最終話で、帰還した当時から現代(千年の後)まで描かれている。

    人間ではなくなった者が、山田家の殊現含め3人いたが、親しい人間の寿命が尽きたあとの彼等については描かれていなかったので、もしかしたらいつか続きが見れるのかも、だったら良いなと思った。

    (殊現は黒焦げになって死んでしまったのだろうか?
    彼は独自の使命感と正義感を持って行動するカリスマだったけど、人間としては罪深く、、生きながらえて、自ら同志の命や幼い赤子の命までを奪った過ちに、いつか気付いて葛藤するところを見てやりたいと思ってしまった。。)

    おしまい。

    • 34
  2. 評価:5.000 5.0

    ホンマの田舎の集落感たっぷり

    引っ越しのトラックを見かけた村人が勝手に集まってきて、引っ越しを手伝ってくれたり、よその子が勝手に毎日遊びに来たりとか、そんな村で人間になっていくエリート書道家の話。自分もちびっ子時代によその名前も認識してない爺ちゃんちとか、おばちゃんちとか行ってたのを思い出したけど、名前も肩書きも関係無い近所付き合いが存在するストーリーで、所々の面白エピソードや、女々しさや情けなさ満載の笑える親近感持てる作品。

    • 10
  3. 評価:5.000 5.0

    最後まで読んで意外だったのは

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    ギャグみたいな主人公が、何の情熱も無く先生やって、本人も周りもみっちゃんに操られてるのも気付かず、慕われ続け生徒達を更生させたところで、巷の学園モノ(何年何組●八先生やら)とは程遠いと思っていたけど、最後にはいじめられっ子で人間不振のミツオの心にも何かが芽生え、予想外不覚にもホロリさせられた。みっちゃん凄いし、トランス時の「その程度?」のセリフに痺れた。

    • 10
  4. 評価:5.000 5.0

    苫小牧/勇払高校 vs 青森/清里高

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    ゴールデンカムイより前の作品らしいけど、こんな面白いのにたった7巻で終わってしまったなんて不思議。
    それぞれにファンが付くだろうと思うほど、とにかくキャラクターが魅力的。

    最初はフィギュアの絶対的スター選手の白川ロウが、フィギュアをあっさり放り出し、やった事もないルールさえ知らないアイスホッケーで、オリンピックにでる!と言いはなち始まったけど、流石に7巻ではそこには行き着かなかった。。。もっと見たかった。

    最終エピソードでは、勇払が王者奪還を、清里が打倒勇払と連覇をと決戦に挑むのだけど、選手だけでなく先生や観客のそれぞれに勝ちに対する熱い想いがあり、胸がいっぱいになった。

    ロウ君は、母親が決めた事から大好きなフィギュアを諦めた妹のために戦った。

    樋口先輩は、初登場はまるでクズの様だったのに、誰にも負けない愛校心とホッケー愛で応援観戦した。

    二瓶先生は変人扱いだったが、最初から最後までありえない存在を発揮し、実は彼の心中がほぼ描かれていない。
    現実なら暴力教師で終わってしまうが、樋口先輩への対応や、弱きも強きも纏めて一網打尽にする指導(アントニオ猪木かと思った)と、数々の暴言で悪役を買ってでるゆるぎない姿勢など、どれもこれも目が離せず、大いなる愛を感じられた。

    読んで間違いない。
    北海道出身者にもオススメだじゃ。

    • 9
  5. 評価:5.000 5.0

    家康と秀頼と柳生と天海の歴史フィクション

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    長編だけど、あずみの強さに圧倒されつつ、ピンチにはハラハラさせられっぱなしで、引き込まれてあっという間に読み切りました。

    爺がだれなのか、何故タイトルがあずみなのか、読み進めていくと、後半につれて明らかになっていく。

    柳生とか、服部とか、伊賀、甲賀など、忍びや御庭番衆もたくさん出てくるけど、柳生宗矩が本当に悪い奴で、日本も昔は中華の歴史ものばりに、暗殺・暗躍・はかりごとのオンパレードで、刀時代の斬り合いの残虐さや、切腹の理不尽さとか、銃という武器の卑劣さなど、色々リアルに感じさせられる作品。

    本当に多くの命が散っていき、たくさんの出会いと別れを経験するあずみだけど、キクとの別れは大きな心の分岐点になっていた。

    中でもやっぱり千代蔵との別れは、あずみの悲しみと落胆のピークになったと思う。
    フィクションだとわかっていても、読んでいて涙がとならなかったし、思い出しても込み上げてしまう。

    徳川の忠臣で、天海和尚の信奉者である小幡月斎という人が、家康と天海の描いた天下泰平を実現するために、最強の剣士たち育て任務を遂行させようとしていくのが始まりのストーリーで、あずみの子供時代から、成長過程での心の機微が描かれている。
    本当におススメです。

    • 6
  6. 評価:5.000 5.0

    蒔絵のよう

    イシュタルはメソポタミア神話の女神の名前。物語は美しい穏やかな蒔絵の様な世界感で、安土桃山から江戸に至るまでの戦国時代を織田・羽柴・徳川といった時の将軍をも交え、巫女のごとき小野お通の目線を通し描いた時代作品。戦の政治的背景から、文学・芸能・宗教、公家や武家の勢力の移り変わり等々、時事と歴史上の人々の一説が色鮮やかに描かれていました。学校の授業では興味を持つこともなかった様な事に目を向けられる楽しめる作品です。有名どころも続々登場し、真田や細川ガラシャ(明智珠)、はたまた歌舞伎発祥と言われる出雲の女傑お国など、人物もエピソードも見どころ満載でゆっくり読みたい一作。

    • 6
  7. 評価:5.000 5.0

    誰がヒーローかわかった

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    ヤボ兄弟の生き様に心打たれるけど、それ以上にお父さんとお母さんがファンキーでロックでイカしてる。
    最初はモジャメガネがギャングースの高田君に似てると思ったけど、高田君はティッシュ配りの達人として登場してました。
    ギャングースでは手も足も失う壮絶な人生だったので、五体満足で平和な姿が見られてほっこり。
    あと、ブラジル系日本人のマルコス山田がてつひと君?として出てるのも嬉しい。
    カズキ同様ヒーローは死んでしまうけど、キャラクターそれぞれが、本当に人間臭くて魅力的です。
    67話まできて、誰が主人公か判らないカオスが発生してるけど、早く続きが見たいです。

    そして、絵がちょっととか下手とか言ってる人たちへ、ウケ狙いなしの媚びない絵で、しかも背景とかデッサンとかしっかりしてて、質感まで感じられるこの作者さんの絵は相当うまいと思いますが、、どうかしてませんかね。
    逆に真似できないし、ストーリーとめちゃくちゃマッチしてるしね。

    自分はギャングースを読んでる時に、本気でタケオちゃんみたいな人と友達になりたいと思ってました。

    • 5
  8. 評価:5.000 5.0

    黒と白の天使じゃなくてキューピッドが沢山

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    おススメでーす。
    この作者コンビが「バクマン。」の中で、真城とアズきゅんをモデルにした亜城木夢叶作品が具現化したみたいで、是非あの作品も読んでほしい。

    黒と白の二人だけの設定だった天使も、人数が増えて性格も階級も様々にキューピッドとしてパワーアップして描かれている。
    なんといってもヒロインとヒーローの、口に出せないほろ苦い恋はやっぱりロマンチックだし、、二人の恋の発展は気になる。
    神様の世代交代の為、人間界へ遣わされ神候補を獲得したキューピッド達は、性格も雰囲気もバラバラで、フォローする神候補のため必死で階級アップを目指し支えようとする天使や、自分の階級アップの為だけに人選をする天使や、どん底人生から救うためだけに人選する天使もいたり、見た目も女形、男型、少年か少女かわからない中性型と、ビジュアルさえも楽しめる。

    完全なるファンタジーの中で、泥臭いドップリ人間臭いエピソードもしっかり込められたストーリー。

    • 5
  9. 評価:5.000 5.0

    ワコとマコト

    ただひたすら漫画らしい。ワコちゃんが迷惑かけまくりなのに、全然めげないでマコトに食らいついて、ついでに毎回帰りたく無いって、隠れたりするのがオモロすぎる。わかり易くて真っ直ぐで、マコトは安心して早く帰りなさいって言えるよね。ワコ中心にだいぶ面白い仕上がり。のだめ同様にダメヒロインだけど、素晴らしい特技でバツグンのキャラ設定は魅力たっぷり。さらにのぞみの出現と大ボラでワコが暴走するのも、婆ちゃんのナイスでキレキレなフォローも相乗効果出してるし。のぞみとオトウちゃんの小競り合いも笑えるし、ストレス発散系の漫画で最高。

    • 4
  10. 評価:5.000 5.0

    サイコスリラー

    どこかの誰かの切り取られた日常を一つのエピソードとして、事件が展開していく。リアリティのなかに近未来的なファンタジーが織り込まれ、絶対的でミステリアスな主人公を注視するサブキャラ目線によって、主人公の存在感が増すストーリー。それぞれのエピソードと主人公の特異さについつい食い入ってしまう。無機的で中性的に描かれた主人公が、読者の心に謎を残す。清水作品らしい透明感のあるキャラ設定と美しく過ぎる絵。子どもの頃に真似をして何度もイラストを描いた事や、月の子やミルキィウェイとか大好きな作品も思い出してしまいました。
    スピンアウト作品を先に読み、主人公がこんなに優秀なのに何故か影があるというのも、そこで描かれるいる内容で納得でした。

    • 3
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全39件

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