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作品レビュー
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1 - 10件目/全22件

  1. 評価:5.000 5.0

    裏切らない

    さすがですの一言に尽きます。

    数多くの漫画家さんの中でも、群を抜いてお洒落でセンスのいい絵を描かれているというのが個人的な感想。
    そして絵がまたどんどん上手くなっていらっしゃるから恐ろしいくらい。笑

    絵だけ上手くて中身空っぽ、なんてことも全く無く、主人公ふみちゃんのバックグランドや、出来上がっているキャラクターにブレがないからこのお話の世界に迷いなくどっぷり浸れる。
    これが漫画の醍醐味ではないでしょうか。

    あと、タイトルの中の『ロンリープラネット』の意味がここにきて解ったという新発見!!
    多くは語りません、先生お見事です!

    絵はもちろんですが、表紙にも作品の色がよく出ててお洒落で単行本も買って揃える価値ありです^^

    やまもり先生作品のキャラの名前も、妙に好きですね。

    つまり、この作品は読む価値大!読まなきゃ損!のオススメ漫画ということ。

    • 277
  2. 評価:5.000 5.0

    やまもり先生どうかお願い致します

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    これは、ひるなか獅子尾先生激推しのわたし個人の呟きなので悪しからず。

    短編です。
    かなりライトに読み進められます。
    なんせ、獅子尾先生のその後を描いた『隣の男』が秀逸すぎます。
    何なら、この1話で☆5つ分評価です(失礼すぎる)

    獅子尾ファンが首をながーくして待っていた彼のその後のお話です。

    獅子尾先生のあの味のあるアパートの隣人鮫島さんという女性の一人称で進みます。
    それなのに、獅子尾先生のちゅんちゅんと別れてからの生活というか心の中が垣間見えるような。
    やはり彼には幸せになってもらいたいものです。

    というわけで、やまもり先生もちらっと仰ってたように『隣の男』の続編を是非連載していただきたいです!!!
    完全にレビューという枠組みから外れてしまってますが、この思いはわたしだけではないと思います!!

    • 52
  3. 評価:5.000 5.0

    何で今まで気付かなかった自分!!!

    タイトルの言葉に尽きる!!

    こんな素敵少女漫画に、なぜ今まで気付かなかったよ、自分!!!

    絵柄がまず可愛いです。
    そしてキャラクターたちの制服とかの着崩し方や私服が普通にオシャレでそこ見るだけでもなかなかの満足感。
    何か、ほんとイマドキの高校生、てかんじ。

    恋愛漫画にありがちな、不自然にドロドロした感じもなく、普通に付き合ってたら起こりうるいさかいとか、悩みとか、はたまた付き合うことの幸せとか…あるあるーー!ていう親近感が常にこの中にはあります。

    さわやかだけど、ほんのり色っぽいページもあって高校生いいなーーあ!!みたいな笑

    自分は片田舎の高校出なので、せりなちゃんに高校でしか味わえないようなキュンキュンを追体験させてもらってます。笑

    高校生の恋愛漫画お探しの方には、これはかなりオススメですねー
    ドロドロに踏み込まず幸せを歩んでいってほしいと心から応援する素敵マンガです。

    • 32
  4. 評価:5.000 5.0

    秀逸としか言いようがない

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    文句の付けようがありません。
    画、キャラクター、ストーリー。

    一気に読ませるパワーと引力がこの中にはぎゅうぎゅうと詰めこまれていて、
    早く先を読み進めたい気持ちと丁寧に一頁一頁めくるみたいに味わいたい気持ちとがせめぎあっていて…
    こんな作品滅多にないのではないかと思う。
    分量も、短すぎす、かといって間延びしてない絶妙なところで読後感も素晴らしい!!!

    色々な“answer”が考えられたと思うけど、私はこの結末で納得というか、これしかないと思えてしまった。

    ただ、幼なじみあっちゃんの告白にはヤラれました笑
    卒業製作の、恋人のためのイスで、
    「俺の隣なんてそんな居心地なんてそんないいもんじゃねえ。けど、それを知ってて、それでもいいって思ってくれる奴にこれに座ってほしい。それがお前だ。」
    若干ニュアンス違ってきているかもしれませんが、この告白は私史上見たことない(されたこともない笑)最強の殺し文句ですね。
    彼の伸びしろ半端ない。笑

    これは、猛烈プッシュのオススメ!!!!

    • 22
  5. 評価:5.000 5.0

    さすが岩下先生

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    表紙絵と、中身にはだいぶ絵の雰囲気が違ってきてはいます。

    でも、さすが「人の〝機微〟を描きたい」なんてかっこいい事おっしゃる上、見事に体現しちゃう岩下先生。

    原作が原作なだけに、シリアスで人間のぐちゃぐちゃした部分にスポットライトが当たるのでそれが苦手な方には受け付けないものになってしまうかも。
    でも、だからこそ人間のある種美しさというか、光る部分みたいなのがより一層引き立っていて心に突き刺さります。

    岩下先生のすごいところは、人間の汚いとこもちゃんと丁寧に、そして包み隠さず人を描くから人間の綺麗で強い部分がみずみずしいくらい読者側に鮮烈に響いてくるところ。

    読み進めるのはなかなかかもしれませんが、読後は必ず救われます。
    他の漫画作品にはないものを感じられるはず、おすすめです。

    • 18
  6. 評価:5.000 5.0

    リアルすぎる小学生の姿

    この漫画で脱帽したのは、序盤の、石田少年を筆頭とした小学生たちの言動があまりにリアルだったこと。
    石田少年ほどとはいかないにしても、似たような子ども独特の感性というか考え方、心当たりのある人も多いのではないでしょうか。

    なんていう私も、「この感覚、なんかわかる気がする。自分にもあった気がする」って。
    いじめ云々ではなく、「子ども独特の」としか言えないけど邪気のない、でもそれ以上に残酷な行為や言葉の数々。

    そんな、取り戻せそうにもない過去を石田のもがく姿は胸がしめつけられそうです。
    色々な受けとり方があるかと思いますが、わたしは彼の子どもから大人になる描かれ方に思うものがありました。

    • 8
  7. 評価:5.000 5.0

    表情が

    笑顔も、切ない顔も、怒りで我を忘れるような顔も、どれも心を掴んで離さない。
    そんなパワーを持った表情を描かれていて、引き込まれました。

    同棲だとか花言葉を使ったストーリー展開って陳腐になりがちですが、この作品はそんな陳腐さなんてまったく感じさせない。

    むしろ、花と人間の対比というか引き合いにだすのがとても巧くて…
    不完全じゃないから花も人間も、そこがいい。
    自分が向き合った分だけちゃんと返してくれる、花も人も一緒なんですね。
    醜い部分や色んな理不尽に遭いながらも泥臭く生きていくことが何だかんだ“生きていく”ということなのかもしれない、と再確認させられました。

    ただの少女漫画なんて思って読むと痛い目に遭いますよ笑

    オススメです。

    • 7
  8. 評価:5.000 5.0

    作者さま、最高です。

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    今のところ配信されている10話まで、あっという間に読んでしまいました。
    もう、全てがいいです。

    まず、絵がキレイ。
    少女漫画ぽくもあるしギャグ漫画ぽくもあるし少年漫画ぽい気がするときもあるし。
    飽きないです。

    読む前は、フザけたタイトルだな~(めっちゃ失礼)なんて思ってましたが、ちゃんと作品の流れを汲んでるし色濃く反映されてるベストなタイトルなんだと納得しました!

    少女漫画にありがちな主人公のガリ勉薄幸設定も、自分で承認欲求と自負しているあたり嫌味もないしとにかく応援したくなる女の子です!
    ここでバックグランドを薄っぺらく流して描くと、何でこの主人公はこんな風にがむしゃらなのか理解できず読者は置いてきぼりくらいますが、丁寧に描かれています。

    そして、何といってもディーン!!!笑
    他の人が描いたら、単なる暑苦しい痛いやつ、になりそうだけど…
    そうなる要素しかない笑、ぶっ飛んだキャラだけども、彼もまた丁寧に、かつ作者さんが愛情もって描かれているのがよく伝わってくる。何せ温かくて優しいひとだから嫌う要素がないと思います。

    包帯とかマントとかこれから先も書き込んでいくのかなー笑なんて期待しながら楽しみにしています。
    主人公の般若顔が徐々に板についてくるのがみどころです!笑
    長文になってしまいましたが、それだけおすすめです!

    • 4
  9. 評価:5.000 5.0

    単行本の分量で考えてみて、、、

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    国松くん:彼方=4:3
    というとこでしょうか。
    ハッピーエンドで終わった男の子よりも振られた男の子との分量が多いというところに、少し違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

    が、私はこれがこの作品のベストな流れであり、成功で終わった作品だったんじゃないかな、と思います。

    作者さんは「普通の少女漫画がスタートする前の女の子の本当の姿」を描きたかったんじゃないか、と。
    も少し分かりやすく言うと、少女漫画の主人公ってもともと美人だったり、そうでなければ性格が可愛らしかったりお人好しすぎたり。どこか「出来すぎ」感を多かれ少なかれ感じるのですが、この主人公は、違う。

    人間くさいというか、リアルの女の子をそのままをちゃんと忠実に描けている。
    スイッチガールのときもそうでしたが、作者さんは「本物の女の子」を描くのがとても巧いんですよね、言動も心情も。

    彼方と出会った時点が他の少女漫画のスタート地点くらい、スペックとして。
    でも、それまでの話を丁寧に描いているこの作品の分量の采配は作者さんお見事と言いたいです。

    • 4
  10. 評価:5.000 5.0

    いいいい!!

    ネタバレ レビューを表示する

    主人公の十和子ちゃんの気持ち、分かりますね~。
    ちょっとひねくれ者というか斜にかまえてるというか。
    「能天気そうな、何も考えてなさそうな」ヒト、私も嫌いな質なのですっごく共感しました。
    ただ、結論から言うとそんな人なんていうのは実際いなくて。ミヤタケくんみたいに過去に経験したことがきっかけで上手く立ち回るようになった人や、自分を取り繕ってそういうキャラを演じてるだけなのかもしれない。

    ミヤタケくんみたいなタイプすごい苦手だけど、それと同時にたぶん彼みたいな人にめっちゃ惹かれるだろうという矛盾。笑
    魅力的なキャラクター描くのが本当お上手な作者さーーん!

    ミヤタケくんのように一直線な人はもちろん、十和子ちゃんのように角度は斜めとかにズレていようとも笑、まっすぐな人はみんな気持ちがよい。

    最初と最後でミヤタケくんの輪郭が変わっているのはご愛嬌。

    • 3
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