4.0
懐かしさでいっぱい!
引退された作者の初期?の作品。
宝塚の舞台にもなった作品らしいロマンが有ります。絵の古さも含め、懐かしく読みました。
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46198位 ?
引退された作者の初期?の作品。
宝塚の舞台にもなった作品らしいロマンが有ります。絵の古さも含め、懐かしく読みました。
作風も、テーマも学生時代に親しんでた少女マンガの世界を彷彿とさせます。
中々、割り切れない感情描写が丁寧故に話がすすまないのが、ちょっとなぁ?
血は汚いって無条件な身贔屓の際に良く使われる表現ですが、本能的なものだから難しいですよね。赤ちゃんから育てた養子と産みのが我が子。どちらも可愛いけど、やっぱ血は汚いからと思いますもん。
登場人物はみんな幸せを求め、基本善良な市民。でも、アケスケな腹黒エピソード満載で女ってコワイと思ったり、いやー、そんな事ゆうのが偽善でしょう?と思ったり。
最近は、終活や無駄な延命措置拒否がごく普通の人も口にするようになりました。最期を、明瞭な意識で選択し残りの日々をどの様な心境で過ごすのか等考えさせられます。
世間知らずで、常に誰かの庇護の元で暮らしていた主人公が、自らの力を頼りに愛する人の為に立ち上がり、本当の愛に気が付く。
自立とは精神的、経済的自立あってこそと改めて思いました。
このお仕事で、色んな孤独死を垣間見る事ができました。生き方、死に方多様化は判りますが、孤独死は、お気の毒な特別な人に起こる事じゃないんだとつくづくみにつかされます。
この作家さんの描く絵の美しさと日本分化や風土、妖しさが絶妙に好きで作者買いしてしまいました。何時代かなぁと考えながら楽しんで読んでます。
絵は、個性的で素朴な感じですが不思議とお話の時代背景や土地柄にしっくりしている様です。昔の若い男女が、近しくなるのは今とは比べものになら無い程大変だったんだなあなんて不器用な二人をみて思いました。
怒れるブスVS美人の性悪
それだけも面白いのに、双子の姉妹
イケメン略奪もから単純に面白いです。
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風のゆくえ