5.0
あー、やっぱり賽の河原だ。
親より先に死んだ子供は、親不孝の罪を償うために賽の河原で石を積み続ける。
でも夕刻になると地獄の鬼がやってきて、積み上げた石を全部崩してしまう。
そんでもって鬼子母神のお話? お妖さんが柘榴の実をかじってるような表紙絵が気になるね。
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160位 ?
あー、やっぱり賽の河原だ。
親より先に死んだ子供は、親不孝の罪を償うために賽の河原で石を積み続ける。
でも夕刻になると地獄の鬼がやってきて、積み上げた石を全部崩してしまう。
そんでもって鬼子母神のお話? お妖さんが柘榴の実をかじってるような表紙絵が気になるね。
春にアケビの実がなるあたりで、この森はなんか怪しいんだよな〜と
思ってた。アケビは秋だよ。
何か起こるだろうとは予想していたけどね。
巻が新しくなって、お妖さんの絵がますます美しくなっていきますね。
佐治さんも最初の頃は荒くれたチンピラだったけど、
今ではすっかり穏やかなお父さんの顔で、ホッと安心します。
親に捨てられた悲しい過去を持つ二人が、新しい家庭を持ち愛情に包まれると、
こんなにも人は優しく変わるんだなと思いました。
うらめしやの中でもこのお話は大好きだなぁ。物悲しくて、人間のやるせない業が深く描かれている。
お妖さんはお栄ちゃんの佐治への恋の苦しみが分かるからこそ、
お栄ちゃんの影の鬼にとどめを刺すことができなかったんだろうな。
こういうところにお妖さんの底抜けの優しさが垣間見える。
綺麗な心のままでは、人はこの世では生きていけないのか・・・
お栄ちゃん、意外と怖い。生霊?
六条御息所を思い出した。
どんなに抑えても抑えても、自分の中のドス黒い本性が眠っている間に動き出すんだ。
影や道陸神影踏んだって
なんか不気味な歌だなぁ。嫌な予感が。
あらまた可愛い女の子の登場だ。
この娘の明るいオーラには、妖魔も尻尾を巻いて逃げ出すのかな?
展開が気になります。
私も亡くなった死霊の方に同情してしまいます。
今回のお話を読むと、雨月物語の吉備津の釜を思い出します。
女性の心を踏みにじって死なせた不実な男には、似合いの最期ですね。
いじめを苦に自●殺をする人が後を絶たない。
本当にいじめなんて無くなってほしい!
うらめしや
226話
vol.46 鬼子母神(1)