5.0
一気読みしました
1話目を読んで、わがまま当主と乱暴執事のお話か!?と、話の終着点はどこへ…?と続きを読むか迷いましたが、読めば読むほど引き込まれました。
最初は全く気の合わない2人。読者としてもハラハラする感情を抱きました。
事件に巻き込まれていく当主と補佐をする執事が徐々に信頼関係を得てベストパートナーになるのがよく解ります。
事件も絶対この人が犯人よね?って思う分かりきったストーリーも、言葉の言い回しや使い方が絶妙で、伏線を回収する直前に何ページか前に戻って、そーゆー意図があったのか!!と何度も読み返しました。この言葉の言い回しの良さも『当主と執事』だから叶えられる面白さで、また気の合わない2人が、共に過ごしてく中で言葉遊びのようなやりとりで通じ合うのも物語が終盤に近づくにつれて、軽快で楽しかったです。
- 9
うちの執事が言うことには