3.0
めずらしいシリアスな作品
池沢先生には珍しいシリアスな作品です。
渾身のギャグマンガ(に、死というテーマをひそませた?「憑いてますか」)の次の作品ですが、こちらは一切ギャグなし。
やっぱり池沢ワールドは笑いがあってこそだなと気づかされた作品です。
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12597位 ?
池沢先生には珍しいシリアスな作品です。
渾身のギャグマンガ(に、死というテーマをひそませた?「憑いてますか」)の次の作品ですが、こちらは一切ギャグなし。
やっぱり池沢ワールドは笑いがあってこそだなと気づかされた作品です。
ザ池沢ワールド。
タイムトラベルしちゃう主人公たち。
お母さんの元恋人と恋愛しちゃうという悩めるシチュエーションも、さすがのユーモアで楽しく展開させます。
当時の少女マンガのヒロインっていえば、純情な子ばかりだったけど、池沢先生の作品は嫌いな要素がない、好かれキャラばかりだったなぁ。
アニメで知りました。
ゴンもキルアも原作はこんな顔なのね、と少し違和感。
アメトークでもやってましたが、絵が細かいので、これは連載を止めちゃうわけだな。
話はおもしろい。
もう少し絵がうまければ。
途中、話が中だるみして、つくしのよさが消えちゃいましたが、作者が気力をふりしぼって、何とか完結させた感じです。
マリーアントワネットもフランス革命もベルサイユのばらで知りました。
最初は古めかしい絵が苦手でしたが、あっという間に慣れました。
そして、その美しいタッチ、迫力、大胆なネームに一気に引き込まれました。
途中で主人公が死んじゃうのも衝撃でしたが、その壮大な物語には必要な展開でした。
昔のマンガはスゴいってことを、この作品で知りました。
大人になって読んでも楽しいです。
姫ちゃんがかわいいし、大地もカッコいい。
でも、大地の手をかざしていた種明かしはちょっと残念だったかな。
子どもの頃、夢中になって読みました。
こんな恋愛したいーみたいな。
でも大人になってから読むと、翠は何でこんなくだらないことで悩んでるんだと、このマンガのどこがよかったのか分からなくなってしまっていました。
池沢先生お得意パターンである二重人格と、遊び人っぽいけどヒロインに一途ないい男の完成版のような作品です。
途中、ストーリー展開に行き詰まりを感じますが、総合的によくできた作品です。
池沢先生がご結婚されて、そしてご主人を亡くされてたのを初めて知りました。
別冊フレンドで一番好きな作家さんで、CDも出してて、応援してました。
このマンガで読んだ夫婦生活は、いかにも池沢先生らしいなと思う、ユーモアと愛に溢れています。
冒険ものの傑作。
キャラクターがよくて、みんなのあきらめない気持ちとか、読んでて勇気がわいてきます。
コミックでは空島までしか読んでいませんが、続きを読もうかな。
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天使のフェロモン