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ぞっとする美しさ
以前この作品を読んだとき、おぞましさと残酷さ、苦しさの中にもぞっとする美しさがあって、強烈な印象が残っていました。自分が母親になった今、再度読み返して、途中までしか知らなかったので、恐らく黒幕だと分かっていた冬弥の正体に愕然とし、空木の悲恋に涙し、そして突然の終焉に呆然としました。。。が!最後まで読んでがっかりした皆さん、あまり知られて居ない様ですが、フクロウと緑との出会い、糸子の出生の秘密、そして月乃復活の後の話が続編として“鬼喰い少女と月梟”と言う作品になっている様ですよ❗
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