5.0
美しい。そして、ただ、ただ麗しい。
作者さんの椿町ロンリープラネット、ひるなかの流星が大好きで、今回も表紙の美しさ、色気にクラリときて読みました!
もうもう、もう!ダブル王子の美しさ、かっこよさったら素晴らしいです!
ダブル王子の名前からして既に美しい…。
宵は15歳の女子高生。背も高く、スレンダーで美しい顔立。さらにその正義感や佇まいからして男女問わず王子と周りから呼ばれています。
琥珀はイケメン、お金持ち、長身。見た目だけでなく育ちの面から王子と周りから呼ばれています。
そんなダブル王子が出会って、琥珀は美しい宵に興味を持ちます。それが恋愛なのか、なんなのかよく分からないけれど、美しいものはずっと見ていたい、手に入れたい。一種の欲望なもので宵に近づきます。
宵は女子でありながら王子と言われていることから、恋愛に免疫もなく無遠慮に距離を縮めてくる琥珀に戸惑います。初めはチャラい雰囲気の琥珀を避けながらも琥珀のペースに持っていかれてそれを嫌だと感じなくなってきている宵。
琥珀の影のあるつかみどころのないミステリアスな雰囲気と冷めた瞳と色気。
宵の美しさ…。
二人のこれからの絡みが気になります。
何回でも読み返したくなるし、二人の絡みの美しさにドキドキ。そんな作品です。今一番更新が楽しみな話です。
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うるわしの宵の月