4.0
現実逃避型のジャニーズヲタク
ゴミ屋敷を読んで、いくつか共通する部分があったのでリアルだなと思いました。私は学生時代に何度か男子にキモいと言われ自身喪失し、長い間、男性恐怖症になりました。でも、敬意を持って接してくれる心根の優しい男の子の隣の席になり、こういう内面が魅力的な人もいるんだなと男性観が変わりました。葉子もイケメンに固執せず、爽やかで人間味あふれる優しい人を探したり、出会えていたら人生変わっていたのかな...多感な学生時代に女性として自信がなくなる経験は、後々人生に大きな影響を与えます。アイドルを追っかけて現実逃避に走ってしまう気持ちも分かります。私も中2から21までジャニーズヲタクでした...今も恋愛に対しては自信がなく、追っかけはしていませんがジャニーズで癒されて、恋愛したいと思わないのでこじらせています。何がどこで人生変わってくるか分からないので、現実としっかり向き合い人生改革をしたいと思えた作品でした。
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セルフ・ネグレクト~ゴミ屋敷、ホームレス、ひきこもり