5.0
素敵なヒロイン&ヒーローです。
異世界転生物の様な内容ですが、ヒロインのエルヴィラは子供の頃からきちんと教育を受けた立派な貴族令嬢です。
婚約者だった若き王様に元庶民のナタリアと浮気された上、偽聖女と断定され、婚約破棄からのナタリア(本物の聖女認定)との婚約。その上愚王はナタリアの補佐に付けと言う。
聡明なエルヴィラはそれを断り、優しい家族に支えられ、助けられた隣国の王子ルードルフの元へ嫁ぎ、そこで聖女として愛される。という始まり。
ほんと王様がクズで、愚かです。
ナタリアは欲深いただの頭が悪い女ですが、帝王学とか学んだであろう王様の浅はかさに、『エルヴィラちゃんこんな奴と結婚しないで良かったねー!』と思います。
一方のルードルフ様はとても紳士で、城の人達も優しい人達ばかりでほっとします。
今後、真の聖女であるはずのエルヴィラを追い出した事で、母国に災難が起こりますが、優しいエルヴィラが愚王の思い通りにならないか心配です。
国民は助けて欲しいけど、追い出した奴等には痛い目にあって欲しいと思うのです。
お願いだから、すぐに許したり、奴等も心入れ換えて良い人になったりしないで欲しいと思います。
そしてルードルフ様とのラブラブっぷりももっと見たいなぁ、と思うのです。
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