丼とコイさんの投稿一覧

鬼の花嫁

丁寧さに欠ける

ネタバレ レビューを表示する

ヒロインの気持ちの成長に対する表現に丁寧さが欠けています。ヒーロー側は本能的なものでヒロインに執着するならそれはそれでありかなとは思います。人外だし。まぁそんなもんなんだな、で説明がつくにしてもヒロイン…！
そりゃ金持ち顔よし実力あり今まで大事にされなかった自分をことごとく甘やかして大事にしてくれる人が現れたら誰だって好きになる。そりゃそう！

お世話になるわけには、迷惑かけるわけにはとか言いながら最初からヒーローに甘え続けるヒロインが私あなたが好きとか言ったところでそりゃそうだろ誰でも好きになるわ、としか思いません。自分がなさすぎる…。いくら虐げられていたにしても甘え根性凄まじい。自分でどうにかしよう、何かしようと思わないのこの人…とげんなりします。
相手の力を借りて我が儘放題な妹と何が違うのか。
相手の力と権力の使い方、態度は違うくてもやってることは同じです。
好きになれないすごくイライラさせられるヒロインです。自分に自信がないにしても成長しなさすぎです。

認めてもらうように頑張ると口にはするけど、一体何を頑張っているのかまるで謎。周りも最初は認めてなかった人まであなたが花嫁でよかったってなぜ思える？？？なにかを成し遂げ、成長してから告白してほしかったですねせめて。恋愛にいくまでの過程が駆け足すぎました。無理やり両思いにしなくてもしっかりヒロインが成長するまで両片想いでよかったのでは…と思います

・妹の服がダサすぎるどうにかならなかったのか
・祖父母にとって妹も孫であるはずなのに妹邪険にしすぎでは。両親とやってること変わらない
・一歳しか違わない姉妹の優劣一瞬で見抜く両親そごすぎ逆に
・一歳しか違わないのにまだハイハイレベルの赤ちゃん妹おんぶする姉ヒロインすごすぎ何があった
・心の声がヒロインの独りよがりポエム大暴走
その他色々ありますが気になってるいくつか箇条書きしました。

イラストに関してやや古くさく感じますがこれは好みがありますので評価対象外での☆ふたつ

結婚商売

無料分だけは勿体ない

最初だけ読んで、一度読まなくなったのですが改めて最初から読んで、あれ…好みかも…と思い読み進めている内にいつの間にか息をするように課金して最新話まで読んでいました。暗い話かと思ってましたが、両片想いのすったもんだなお話、というのが最新話まで読んだ印象で非常に楽しめました。
フルカラーで絵も綺麗ですし、フルカラーの塗りや色合いも好みです。話のテンポもいいです。

どうなるのか今後も見守りたい二人、推せる。

にぶんのいち夫婦

主人公が…

自分自分って感じ受け付けないです。
酔いつぶれて朝ごはん作らない、ずっと綺麗でいるの無理その他色々、いや…努力とか改善する気ないのかなって。浮気云々はおいといて、自分は無理、人には求めるっていうその根性が受け付けない。
主人公に感情移入が全く出来なかったので途中でリタイアしました。

雪人 YUKITO

もはや映画

完成度の高い重厚なストーリー、イラスト。全てのバランスがカチっとパズルのピースのように綺麗にはまり、読み終わったあとは映画を一本見終えたかのような満足感があります。

極主夫道

サクッと読める

何も考えず気軽に、スナック菓子感覚で読めるのがいいです。内容が薄いとの意見もありますが、個人的には内容があまりないのがむしろ楽でよかったです。あと、この作者さんは間の掴み方がうまいです。

僕の家においで

合わない

途中ですが、読んだ感想としては描きたいとこだけ描いたマンガ。もう少し読者を納得させるだけの心の機微やリアル感、過程を大事にしてほしかった。
テンションだけでゴリ押ししようとしている感じ。

女王の花

絵は間違いなく綺麗！

中華風な雰囲気が好きなので、それをきっかけに購読しましたがとても好みのお話で満足です。
ラストを読んで、なるほどそう繋がるのかと分かるとまた最初から読み直したくなるお話です。
身分違いの恋ですが、どちらかというとその部分は主軸を置いていない様に感じました。
まぁ元々ヒロイン自体が、蝶よ花よと大切にされているお姫様なわけではない、どちらかというと庶民的なヒロインなので、よりそう感じたのかもしれませんが。
ただ、お話の軸はしっかり存在するのでぼやける事なく最後まで読むことができます。途中何度かうるうる視界が滲んで困りました。

重厚感あるお話というわけではなく、1人の人生をストーリーにした漫画という印象でした。

私は天才を飼っている。

印象に薄い

ネタバレ レビューを表示する

以前から気になっていたので無料分拝見しました。
全体的にぼんやりとしていて、なんとなく印象に残りにくいお話、という感想。
主人公が天才くんを飼っている、と明言しているのかと思いきやまさかの天才くんが下僕根性よろしく主人公に飼われているという認識を持ち、主人公はそれを否定しつつも結局は天才くん頼み。
しかもまさかのその家族までも、助けてド●えもんよろしく助けて天才くん（！？）
どうにも周りの人間が何もできない情けない人間に見えてしまう…。
端的に言えば、主人公に魅力を感じませんでした。

無料分しか読んでいないので、今後読み進めて行けば変わるのかもしれませんが、もうすこし自分の足でしっかりと立って考えがしっかり自立している主人公なら読み進めていたのかもしれませんが、飼ってるなんてそんな…でも困ってるの助けて、と甘えた考えがチラチラ見え隠れしてしまうのが私的にはどうも…(´･_･`)
主人公に魅力を感じたのなら、読み進めてもいいいかも知れませんがそうでないのなら今後の展開を予想するに恐らくイライラするだろうなと思い、私はここで止めさせて頂きます。

高校デビュー

ノンストレス

まず主人公がガチムチ系いい子です。
ただゴリラの様な男女というわけではなく、ちゃんと好きな人の事で悩んだり照れたりとしっかり女の子なので可愛いなーと思いながら微笑ましく見てられます。
全てにまっすぐで全てに素直で全てに全力。ついつい応援したくなります。
当初からは考えられない程、そんな晴菜を大切にするヨウが素敵だし、ツッコミもいちいちクスっとさせられます。

優しさとキュンキュンと力強さ（笑）がある作品。
絵柄も私はとても好みでしたし、ストーリーのテンポも申し分なしで続編を強く希望している作品の一つです。

うしおととら

無駄がない

無駄な話、登場人物が何一つない、誰一人としていません。
最初から最後までが全て一本の糸で繋がっており、読み終わったあともう一度最初から読み直したくなる、そんな作品です。削る場所なんて何一つない。
良作、名作といった言葉では語る事の出来ない程作り込まれたストーリー、人間から妖怪にいたるまで全てのキャラが魅力的（いいか悪いかは別にしても）
これほどまでに引き込まれた作品は今まででも数少ない程に、私の中で大きな作品の一つです。

うしおととらの関係も、友情とかライバルとか相棒とか戦友とか、たった一つの言葉ではいい表せない。
どれもしっくりこなくてどれもしっくりくる。

藤田先生の画力も素晴らしく、好みが分かれる画風ではありますが表情の表現力は間違いなく素晴らしい。時に恐怖さえ感じるあの迫力は藤田先生にしか描けないものだし、うしおととらの世界観により強く引き込まれる要因の一つなのだろうと思います。
さらに見事なのは伏線の回収。中途半端に放り出す事もせず、初期の伏線を最後には見事に回収してくれる様は見事としかいいようがありません。

私の頭が残念なばかりに初期に出てきたキャラが後半で出た時「だれだこれ」となる事はよくあるのですが、この作品に至ってはそれがない。全ての話を覚えている。それだけ描かれ方が見事なんです。
絵で食わず嫌いを起こしている方も、本当にこれは最後まで読んでほしい。
読み終わった後絶対に後悔はない作品です。