4.0
「切ない」としか言えない
どこにでもいる二人だったはずなのに
ただ恋愛をしたかっただけなのに
二人ではどうにもならないことで
悲しんだり、逃げたり、いろいろな思いを重ねていく様が
ほんとうに切なかった
ちせがどうしてそんな体になったのか、
正確にはそんなことはよくわからなくても、
このお話は
シュウとちせのお話ですから、
二人の気持ちに寄り添って読んでいくのがいいと思います
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レビュアーランキング 5038位 ?
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どこにでもいる二人だったはずなのに
ただ恋愛をしたかっただけなのに
二人ではどうにもならないことで
悲しんだり、逃げたり、いろいろな思いを重ねていく様が
ほんとうに切なかった
ちせがどうしてそんな体になったのか、
正確にはそんなことはよくわからなくても、
このお話は
シュウとちせのお話ですから、
二人の気持ちに寄り添って読んでいくのがいいと思います
おこづかいを貯めて、少しずつ買い足して揃えたコバルト文庫。
この作品は外せなかったな~
平安の雅な生活、だんだん凛々しく、男らしく魅力的になっていく高彬、そして瑠璃の頭の片隅に残る吉野君の記憶と謎、もうこの人にしちゃいなよと何度も思った鷹男。
その他にもひとりひとりがお話を彩って、貪るように先へ先へと読み進めていました。
瑠璃の、自由だけど聡明で、たくさんたくさん考えるところ、ちゃんと女の子の愛らしさ、わがままなところがちゃんと無理なく共存してるところがすごく好き!
F4のなかに大抵推しのキャラがいて、
芯の強いつくしに自分を投影して、
一緒に泣いたり笑ったりきゅんとしたりできるところは
そりゃもう女子の大好物でしょー笑
最初はバカっぽい(ってゆーかバカ)キャラの道明寺が
つくしに惹かれ始めて
きゅんとしたり笑ったり、子供のように張り合ったり、やきもちをやいて我を忘れたり、でもやっぱり好きで好きで…とどんどん変わっていくのは
見てて本当に、こう愛されてみたいなって思えます
10年も好きだったのに
彼の左手の指輪をみつけるまで彼女の存在に全く気づけなかったなんて…と、
冒頭かなり切ないところから始まりますが、
次第にアクションを起こさなかった自分を振り返り、そして皐月の存在もあって、だんだん強く、素直になっていく主人公の心の動きがとても好感が持てました
皐月も初めはチャラいのに、実は7年前からじわじわ本気でした、なんていうのも発覚して、ますますハマりました
しろうさんのお料理ももちろんすごく魅力的なんだけど、この二人の関係性がすごくおもしろくて、きっと何年後もこうやってるんだろうな、変わらずに一緒にいられるんだろうなーってうらやましくなったり、自分を振り返ったりしました。
生きづらかったりすることの方が多いのかもしれないけど、二人のポジティブさやあっけらかんとしたところが好感が持てて、なんかゲイのひとに対する自分の垣根が下がった気分です。
どうしよう。
一話50Ptとかってお高めなのに、ハマってしまってる…
ほたるのオクテなところも、本人の正直さや誠実さがあって全然嫌味がなくてすごく好感がもてるし。
相手を「自分だけのものにしたい」っていう感情は程度の差こそあれ、誰にでもあるものだし、
良く思ってほしいという思いと独占欲の狭間で悶え苦しむ若者のピュアな話を読むのはほんとーに楽しい!
手放しで笑える、北野くんの日常のお話。
流れ星にお願い事だってしちゃうくらいのピュアな性格から悪いことなんて絶対できないのに、風貌から善いこともできない。
ひねくれて当然なのに、「僕がこんな顔してるから…」ってむしろごめんねーって遠慮しちゃう。
あぁ北野くん、幸せになって!
なーんにも考えないで笑いたいときに読みたい作品です♪
あぁぁ
こんなひとが、どこかにいないだろうか
どうにかして、町田くんのさりげない優しさのひとかけらでもいいから、自分もこうありたいと思ってしまう
自分はできているだろうか
周囲にさりげなく、柔らかく、癒しを与えているだろうか
いろんな考えが頭を巡り、
読み終えた後の清々しさ極まりない作品に出会えました
この作者の作品は、
ポンポンと会話がテンポよく進んでいくところと、
まるで詩のように
行間とか表情や仕草から
主人公たちの思いだったりを
読者に読ませていくところが、
すごく好き。
そして、この作品のテーマは、先生と生徒の恋愛が軸になっているけど、
真ん中にある、二人の誠実さがたまらなくさせます
何回読んでも、
やっぱり好きだ、これ。
タイトルの意味が分かった時は、ほんとに驚愕でした
この作家さんが、どういうきっかけでALSのことを題材にしたのか分からないけど、きっと現実はこの作品よりずっと重たくて、いろんな壁や山を抱えているんだと思います
この作品をきっかけに、目をそらさずに、現にこの病やいろんな病気と戦ったり寄り添ったりしながら生きている人の理解が広まればと思います
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