2.0
最終話まで読んだ上での評価です
柳田さんのコレクションで危機的な状況から素晴らしい結果をもたらした二人。感動して一気に購入しました。が、正直一気に購入したこと後悔しています。
この話は大きく分けると、
出会い→柳田関連→芸華祭編→アプロ編→独立
という流れで話が進んでいきます。主人公は育人で途中千雪が暫く出てこないこともあります。
学祭まで本当に面白かった。それぞれの苦悩が上手く表現されていて涙を何度も流しました。
ただその後疑問点が大量に発生していきます。
・育人は大学に入学したの?
・育人に名刺を渡したセレクトショップの人やバイヤーは?
・心はブランドを立ち上げないの?
・そんなにミルネージュ経営状況悪いのならなんで所属オーディション開いていたの?
他にも今がどの季節なのか分かりにくい、キャラはどんどん使い捨てなどで私の心がついていけなくなりました。
最後の育人のブランドのコレクションは感動しましたが、その後一気に時間が飛び、もっと見たいと思っていたシーン、例えば映画で使用される服とかは割愛されて、正直、読後感は微妙でした。
育人が挫折するのは最初の方だけで、あとはノンストレスで楽しめます。初期にあった苦悩や挫折の描写を好む私のような方は物足りなさを覚えるかもしれません。
- 1
ランウェイで笑って