5.0
感動
私は福祉関係の仕事に従事しているので車いすの人とも毎日触れあっています。
今は昔に比べ車いすの性能も良くなり褥瘡対策がされてきています。もちろんベッドのマットレスも褥瘡対策として自動体位変換機能がついているものもあり、自分で寝返り出来ない人用に日々改良し、進歩しています。
ただ、私たちは体のケアは出来ても心のケアは難しいことも良く知っています。
日本はまだまだ障害者に対して優しい国とは言えないと思います。
車いすで外出すると嫌でも周りの方の視線が気になります。
視線に晒される本人はもっと嫌な気持ちだと思います。だからこの作品の主人公のように少しでも前に進もうとする姿は尊敬します。
障害に負けずに頑張って、と言うのは簡単です。でも本当に頑張る為には健常者の皆さんの理解や協力が不可欠だということもこの作品を通しても理解してもらえたらと思います。
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パーフェクトワールド