5.0
凄い好きな作品
作者さんの他の作品が好きで、この作品を読み始めました。恋愛漫画だと思っていたのですがどちらかというと人生全体に目を向けられた作品で、いい方向に変わりたいけど、安心できる周りの環境の変化は怖くて、でもそんなの関係なしに少しのことで変わっていってしまう。
それを他より強く経験することになってしまった3人の話なんだなと個人的に感じています。
友達と恋愛どっちが大事か。とか、周りはどんどん恋人ができてくのに自分はできない。とか自分は普通じゃないと思ったり、マイノリティなのかもと悩んだりするなかでの出会いと別れが繊細に描かれていて切ない気持ちになると共に登場人物全員幸せになって欲しいなと願わずにはいられない気持ちにさせられます。
それから、主軸にもなっていた和成と那琉の関係。那琉は和成からの特別に甘えていて、和成は那琉の傍にいることを那琉の為と思って行動して結局壊れかけて、離れちゃって、でも離れたからこそ最後2人は笑い合えたんだろうなと思う。ほんとに雨降って地固まるみたいな。以前みたいな友達にもどれるかは分からないけど、また新しく関係性を築いて言って欲しい。
このふたりのシーンの中で個人的に、那琉の和成の思いの答え方がすごい好きだった。「応えられるようになりたかった」という願望と共に描かれる2人が1つの傘を差しながら笑い合っているコマがほんとに綺麗で切ない。
那琉の性格はほんとに終盤になってわかるような気がする。
とにかく色んな人に読んでもらいたい作品!
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アクアマン