4.0
古い村にありそうな…
今も日本のどこかに、このような伝統が残る村があるだろうと思いながらも、最後まで、敵か味方かがわからず、ハラハラはしながら読みました。
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0
なし ?
今も日本のどこかに、このような伝統が残る村があるだろうと思いながらも、最後まで、敵か味方かがわからず、ハラハラはしながら読みました。
普通に生活していたら、思いもしないことがテーマになっていて、まさか、自分が世間から非難される立場になっていようとは…と驚きながら、読みました。
主人公の健気で真面目な様子が伝わってきますし、お約束通り、冷たい仕打ちをうけますが、だからこそ、心から信頼できる人と同じ方向を向いて、幸せになってほしいと思う先品です。
読み始める前は、現実にいそうなイメージに思っていましたが、ある意味ポジティブシンキングで、ここまでくると無敵だなと思います。でも、今の世の中、このくらいの強さがないと、気分よく過ごせないかも知れません。
こういった作品のパターンは、真面目に生きている人がつらい思いをし、悪いキャラ設定の人が高笑いをしている。わかっていても、悪への成敗を期待しながら読んでしまう。
世の中に、時々いるのではないかと思う、全ての人を平等に思える人…しかしながら、反対側にいる人は、私一人を見て欲しいと思うし、独り占めしたくなる気持ちもよくわかる。次から次から出てくる登場人物に一筋縄ではいかない作品だと思いました。
よくある普通のキャラ設定ではない故に、特定の相手に対する思いの強さに憧れすら感じます。登場人物がみな不器用であるからこそ、ハッピーエンドを期待してしまいます。
お互いを思う優しさが感じられ、また、お互いに恥じらいがあるところはベタでありながら、ついつい読み進めてしまう作品です。
お姫様願望がある女子なら憧れるシチュエーションではないかなと思います。お互いの本音が見えないモヤモヤやソワソワが表現されていると思います。
人は外見ではないと言いますが、誰しも一度は思ったことがあるであろう、もっとかわいかったら、もっとカッコよかったら…という気持ちを代弁してくれています。
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みんな、ボドになった。